みなさんはSalesforceのレイアウトをどのように設定していますか?
既存システムに比べて見づらい、デザインに慣れない、というお声をよくうかがいます。
今回はSalesforceの画面をちょっと見やすく、ちょっと使いやすくするTipsをご紹介します。
簡単に設定できるものばかりですのでぜひ参考にしてください!
①テンプレートを変更する
こちらがSalesforceの標準のレイアウトです。
正直、ぱっと見、どこになにがあるのか分かりづらい印象があります。
まずはこちらのレイアウトを変更してみましょう。
「設定」→「ページを編集」をクリックします。
Lightningページの編集画面が表示されます。
早速テンプレートを編集してみましょう。
調整しやすいのは「ヘッダーと2つの等しい範囲」テンプレートです。
一旦設定してから、画面に表示される情報量から幅については調整してみてください。
テンプレートを変更すると、少しすっきりしました。
②タブの表示順を変更する
次に、詳細画面を前面に表示するようにタブの変更を行いましょう。
タブ順が「活動」「詳細」「Chatter」になっているので、
「詳細」「活動」「Chatter」に変更し、デフォルトタブを「詳細」に設定します。
するとぱっと見た時に商談の詳細情報が確認できるようになります!
ここから、どのタブにどんな情報があるかわかりやすくするためにタブにアイコンを設定してみましょう。
タブの表示ラベルをデフォルトからカスタムに変更し、改めてタブ名を設定します。
絵文字も駆使するとちょっとだけ馴染もでるかな、、、と思います。
③画面にメッセージを表示する
利用者に入力の注意をうながしたい時があると思います。
そんなときはリッチテキストコンポーネントを使ってみましょう。
左側のコンポーネントからリッチテキストを選択し、画面に配置します。
表示したいメッセージを入力します。
太字にしたり、文字色をつけることができるので、強調して表示することができます。
ではここで作成したページを確認してみましょう。
どうでしょうか?デフォルトのページよりは少し使いやすそうに見えないでしょうか?
④特定の条件で表示される項目を設定する
Lightningページの新しい機能で動的レイアウトというものがあります。
Lightningページの編集画面でも自由にレイアウトを設定することができるようになる機能です。
項目を配置するセクションを設定して項目を配置することができます。
例えば、見積承認時に必要な項目、というようにセクションを作成し、商談の項目を配置していきます。
Lightningページでは各コンポーネントの表示条件も指定することができるます。
今回はフェーズが「Value Proposition」の時に表示されるように設定してみました。
では動作を確認してみましょう。
フェーズが「Closed Won」のときは追加したコンポーネントが表示されていませんが、、、
フェーズを「Value Proposition」に変更するとコンポーネントが表示されました!
このように任意の条件の時に入力してほしい項目を表示させることができるので、カスタム項目が増えてしまい何を入力していいのか分からない、項目が増えすぎて画面のスクロールが大変、などの場合に活用いただけるのではないかと思います!
⑤関連リストの表示を変更する
Salesforceでは1つのオブジェクトに関連する情報がいくつも存在することが多いと思います。
関連リストは便利な機能である一方、表示の設定ひとつで見づらくなってしまうこともあります。
好みの問題もあるかと思いますが、大きく分けて、タイル形式とリスト形式の設定があります。
タイル形式
関連する情報が少ない場合、一つ一つの情報をブロックで確認したい場合に適しているかと思います。
リスト形式
情報量が多かったり、表のようなイメージで情報を確認したい場合に適しているかと思います。
関連リストの表示形式については好みの問題もあるかと思いますが、1画面で多くの情報を確認できた方が業務の効率は上がると思いますので、ぜひ利用者のみなさまの声を聞いて変更してみるのがおすすめです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?少しでも参考になりましたら幸いです。
ちょっとした変更でも画面のレイアウトは変えられますし、「現場が使いやすい見た目」にしていくことでSalesforceの活用も促せるかと思います。
現場の意見を集めるのが難しい、結局どう変更するのがいいのか分からない、などありましたらぜひお問い合わせください!
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