Agentforce World Tour Tokyoレポート(AIファースト戦略と変革のリーダーシップ変革を導くリーダーの条件)
Rewa Tech
イベントレポート
“Agentforce World Tour Tokyo”にお邪魔してきました!

みなさん、こんにちは!サンブリッジの安谷です。
先日、東京で開催された「Agentforce World Tour Tokyo」に初めて参加してきました! 今回のテーマは「AIで広がる人間の力 〜共に成果を生み出す新しい働き方〜」。Agentforceをはじめ、AIに関する話が盛りだくさんで、会場全体が熱気に包まれていました。

Salesforceの熱量に圧倒されつつ、私自身も刺激を受けっぱなしの2日間でした。
新しい知識や学びが一気に押し寄せ、頭がパンクしそうになりながらも(笑)
今回は、そんな私が初日に参加したセッション、『AIファースト戦略と変革のリーダーシップ変革を導くリーダーの条件』についてご紹介します!
本セッションでは、AIを中心とした業務プロセスへの組み替えや、AIエージェントによる新たな価値創造、全社員をAIネイティブにするエンパワーメント戦略など、未来を創り出すためのAIファーストな経営戦略が語られました!
~セッション概要~『AIファースト戦略と変革のリーダーシップ変革を導くリーダーの条件』
<講演者>
- アーロン・レヴィ氏:Box, Inc. 共同創業者 兼 CEO
- 板野則弘氏:三菱マテリアル株式会社 CIO 兼 システム戦略部長
- 谷本有香氏:Forbes JAPAN Web編集長(モデレーター)
1.AIが事業にもたらす変化
- マニュアル作業からの解放と価値創出の加速
アーロン氏の話で特に印象に残ったのは、「AIは人を退屈な作業から解放し、もっと創造的な仕事に時間を使えるようにする」という点です。単なる効率化に留まらず、意思決定の質が高まり、顧客への向き合い方もより丁寧になる。結果として、企業全体の成長スピードが確実に変わると強調されていました。
- 技術だけでなく“人間理解”も必要
板野氏は、AI活用を語る上でリベラルアーツの重要性を指摘していました。「AIをどう使うか」だけではなく、「そもそも人間とは?」という根本的な問いが欠かせないという話は非常に新鮮で、技術だけでは変革は進まないという深い示唆がありました。
2.AI時代の企業存続のための経営戦略
- 従業員の“自発的な挑戦”が鍵
板野氏は、AI・DXを成功させるためにはトップダウンだけでは限界があり、従業員一人ひとりの発意を中心に据える「ボトムアップ・アプローチ」が非常に重要だと説明していました。
ボトムアップ・アプローチの重要性
- コンセプトは、全従業員にDX・AIの「学びと実践」の場を提供する全社活動。
①DXチャレンジ予算制度(失敗を許容する心理的安全性)
②DX・AI教育・研修プログラム
③専門家の伴走(支援活動)
④環境(DXツール)
単に制度を作るだけではなく、特定の従業員が孤立したり負荷を背負いすぎないよう、コミュニティやビジョンを共有することの大切さも語られていました。
3.AI時代の組織とリーダーシップの在り方
- イノベーションを“分散”させるリーダーシップ
アーロン氏は、AIファーストの実現にはリーダーによるチェンジマネジメントが不可欠だと語っていました。ただし、リーダーがすべて指示を出すのではなく、従業員のアイデアを引き出し、イノベーションを分散化させることが重要だという点が印象的でした。
また、AIファーストで推進するためには、1つのチームや部署ではなく、クロスファンクショナルなチームであること、リーダーは会社全体を巻き込んで推進しなければならないことを熱く伝えてくれました。
- ”人の力”を引き出す
板野氏は、効率化と生産性向上の先にある「気づきの種」を見つけることが重要だと語り、DX・AI戦略の本質は、デジタル化の推進と可視化された”気づきの種”に対する1人1人の創造性の発揮だと説明しました。
単にDX化・AI推進をするのではなく、その先の人の力を育てることが大切で、それを引き出すことが企業の競争力になると語り、「パフォーマンス向上の3次元モデル」を紹介されました!
パフォーマンス向上の3次元モデル
- パフォーマンス=スキル(経験)×モチベーション(やる気)の平面ではなく、
- パフォーマンス=スキル(経験)×モチベーション(やる気)×集中(考える)という立体で考える
- 面積を大きくするのではなく、体積を大きくすることが重要。
AI時代の企業競争を勝ち抜く為に、従業員1人1人に考える時間を与え、組織としてパフォーマンスの総和を確保することが大切であると説明しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
「AIっ、AIっ♪」と最先端のテクノロジーのことしか頭になかった私でしたが、今回のセッションでは“人の力”に強くフォーカスした内容が多く、とても刺激を受ける時間でした。
DX・AI推進の最前線にいるお二方が揃って人間の創造性や気づきを強調していたのは印象的で、特に板野氏が紹介していた『全機現(ぜんきげん)』という言葉には強く心を掴まれました。 また、ボトムアップ・アプローチの重要性や、従業員一人ひとりのアイデアを活かす組織づくりなど、具体的な運営のヒントも多く得られました。
便利なテクノロジーに頼りきるのではなく、AIの力と“人の力”をどう掛け合わせて価値をつくっていくか――まさに今後の自分の働き方にも直結するテーマだと感じています。 これからは、AgentforceをはじめとするAIの可能性を活かしつつ、私自身の人としての強みや気づきを磨いて、新しい価値提供につなげていきたいと思います。
以上、「Agentforce World Tour Tokyo」のイベントレポートでした!
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