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2017/10/04

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Salesforce World Tour Tokyo 2017:イベントレポート



セールスフォース・ドットコム主催のイベントSalesforce World Tour Tokyo 2017が、9月25日、26日の2日間、ザ・プリンスパークタワー東京にて開催されました。本ブログでは、1日目の基調講演および、2日目のサンブリッジのセッションの様子をお伝えします。

Day1:基調講演:BLAZE YOUR TRAIL

今年の基調講演(キーノート)は、「BLAZE YOUR TRAIL – 新たな道を切り拓こう」というテーマで、内閣官房 内閣審議官の向井 治紀氏、ミズノ株式会社 代表取締役社長の水野 明人氏、株式会社アマダホールディングス 代表取締役社長の磯部 任氏の3人のゲストスピーカーを迎えて行われました。

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オープニングは、Salesforceのプロボノ支援先団体である「放課後NPOアフタースクール」の紹介、そしてSalesforceの無料トレーニングプログラムTraileheadを活用している”Trailblazer”の方々の紹介と、和やかな雰囲気で幕を開けました。

エンタープライズソフトウェア市場No.1を牽引

冒頭は、米国セールスフォース・ドットコムのCOOであるキース・ブロック氏が登場。

OS、CRM、ERP、DBというエンタープライズソフトウェア市場において、CRMが最も急速に伸びており、SalesforceはサービスアプリケーションやMAにおいてシェア1位である点について触れました。Salesforceの2017年度の売り上げは84億ドルと設立から19年で急速な成長率を維持しているとのことです。そして、この成功は、お客様、パートナー、従業員のおかげであることや、Salesforceのコアバリュー“信頼(Trust)・成長(Growth)・イノベーション(Innovation)・平等(Equality)”について述べました。

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続いて、セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 社長の小出 伸一氏が登壇。内閣審議官の向井氏を迎え、Salesforceを基盤として構築された「ぴったりサービス」が紹介されました。「ぴったりサービス」とは、政府が運営する行政手続きに関するオンラインサービス「マイナポータル」内にあり、各地方公共団体のサービスを横断して検索できるという、特に妊婦さんには助かるサービスです。

Salesforceを駆使した顧客ニーズ把握からIoTの活用まで

お客様の事例では、ミズノ株式会社、株式会社アマダホールディングスが紹介され、各企業の描くビジョンのイメージがデモで行われました。

スポーツ用品で有名なミズノは、すでに利用しているMarketing CloudやService Cloudに加え、Commerce Cloudを導入。店頭でみた商品をオンラインで購入する、問い合わせに対して顧客履歴を見ながらチャットで回答する、全国のお客様の声を吸い上げ商品開発に生かす、といったシーンを紹介。Salesforceを活用したイメージがわかりやすく説明されました。

板金加工や機器の製造販売を行う株式会社アマダホールディングスは、顧客サポートにService Cloud、マシンの稼働状況を把握する顧客専用サイト「My V-factory」にCommunity Cloudを導入。「My V-factory」では、マシンの稼働率や時間別の推移など稼働状況の把握だけでなく、消耗品の購入やAIによる品質の適正診断もできるとのことで、IoTを取り巻く状況はますます進化していると実感しました。

2つの特徴的な事例は、同じような業界や課題感をもつ企業にとっても大いに参考になるわかりやすいイメージだったと思います。

昨年は、吉田兄弟のパフォーマンスからの幕開けでしたが、今年は最後のご褒美(?)として、クリスタル・ケイさんの熱唱でクロージングとなりました。

なお、この基調講演は、SALESFORCE LIVEで閲覧できます。

Day 2:当社ブレイクアウトセッション:名刺+Pardot+Salesforce活用による企業価値創造のご提案

今年のSalesforce World Tour Tokyo 2017ではサンブリッジはプラチナスポンサーとして出展いたしました。

Day 2のブレイクアウトセッションでは、当社代表取締役の小野 裕之がSalesforceプラットフォームで顧客情報を一元管理し業務プロセス改善を実現している株式会社ウィルゲートの専務取締役 共同創業者の吉岡 諒氏、データマネジメントのリーディングカンパニーである株式会社リアライズ代表取締役社長の大西 浩史氏をゲストスピーカーにお迎えし、名刺+Pardot+Salesforce活用による企業価値創造のご提案と題し講演を行いました。

小野は企業の価値創造を妨げる3つの要素として「組織間の情報分断による業務プロセスの機能不全」「無秩序データがもたらす不正確な分析結果」「システムの整備だけでは補えない人財育成」をあげ、「全体最適化による業務プロセスの改善」「名寄せDBやAIを活用したデータクレンジングの活用」「顧客の期待を超える提案(インサイト営業)の実現」を提案しました。

全体最適化による業務プロセスの改善

冒頭の小野のプレゼンテーションに続き「全体最適化による業務プロセスの改善」を実際に行っているユーザー事例としてウィルゲートの吉岡氏による事例紹介が行われました。

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吉岡氏はSalesforce統合前の課題として経営面ではデータが分断されている事による業務上のミスの発生に伴い最適なタイミングでの経営判断が難しかったこと、営業・マーケティングの現場ではデータが統一されていないために事故防止のチェックも含め施策が二度手間三度手間になると語り、改善ポイントとしてSalesforceプラットフォーム上に業務フローとデータ管理を統合、MAと名刺管理を導入し、体制も最適化したと語りました。

その結果、Salesforce統合により80%の工数削減、受注率200%、受注単価150%、一人あたり粗利額300%上昇という効果があり、サンブリッジによる課題整理と導入支援、自社によるシステム運用と導入後も業務プロセス改善を繰り返し、それに柔軟に対応できるシステムがSalesforceプラットフォームであったとまとめました。

名寄せDBやAIを活用したデータクレンジングの活用

吉岡氏に続き、二人目のゲストとして登壇したリアライズの大西氏はデータマネジメントが注目される背景として「生活&業務へのITの浸透によるビジネス拡大のチャンス」「グローバル経営管理の可視化による変化対応力の強化」「制度・規制・環境の変化=リスクへの対応力の強化」を上げると同時に課題として「無秩序なデータの大量化・分散化」「個別業務部門ごとの部分最適化の進行」「器でなくデータ=中身の体系的整備の未着手」を上げ、組織横断的にデータを活用しようとすると「無秩序の状態」であるデータがほとんどであると語りました。

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大西氏は具体的に無秩序データの事例や、同社が提供する顧客データのAIマッチング&クリーニングサービスである「Data-Master」の概要やSalesforce Wave Analyticsによる名寄せ結果の視覚的デモなどABMでも重要となるアカウント単位でのデータマネジメントためのソリューションを紹介されました。

「顧客の期待を超える提案(インサイト営業)の実現」

最後にサンブリッジの小野が2人のゲスト登壇者の講演を受け、プロセス管理やデータ管理が上手く行えても、企業の購買プロセスの変化とともに営業プロセスも変わりつつあることを指摘し、マーケティングオートメーションの導入によって営業の役割そのものが大きく変わるため、営業には「顧客すらまだ気づいていない顧客の課題」を見つけ合意するプロセスである「インサイト営業」が「ソリューション営業」の次にくる営業手法であると紹介しました。

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そして営業の知的生産性指数を向上するための効果性の測定についての考え方や測定項目の例について紹介し、顧客の「あるがままの姿」から「あるべき姿」を超え「ありたい姿」に導く事で、競争劣位の解消から競争優位の創造につながるとまとめました。

講演資料と動画については近日中にSalesforce World Tour Tokyo 2017サイトにて閲覧できます。

Customer Success EXPO

Day 1、Day 2の2日間に渡って開催された展示会Customer Success EXPOでは500名を超える多くのお客様に弊社ブースにご来場いただきました。ブースではSalesforce一体型クラウド名刺管理サービスのSmartViscaをはじめ9月末日にAppExchangeに公開したSalesforce専用のアンケートアプリ「aVisca(アビスカ)」を紹介しました。

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2日間を通じてサンブリッジのブースには多くのお客様が来場され、名刺管理だけでなくマーケティングオートメーションやSFAでの商談管理など顧客情報をいかにビジネスに活用するかを意識されている方が多い印象を受けました。そしてSalesforceコミュニティの熱気とともに来たるDreamforceへの期待が高まるそんなイベントとなりました。

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