サンブリッジもSalesforce一体型名刺管理アプリ「SmartVisca」のブースを出展し、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。
本ブログではAWTT1日目の基調講演の内容をご紹介します。
目次
基調講演の内容
AWTTは2日間で数多くのセッションが開催されますが、基調講演はその幕開けを飾るものです。最新の製品紹介や顧客事例が一挙に紹介されるこのセッションは、Salesforceの今後の方向性を示す重要な場でもあります。 今年の基調講演の内容を以下に簡単に記載します。 【登壇者】- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役 執行役社長 グループCEO:中島 達 氏
- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ執行役専務 グループCDIO:磯和 啓雄 氏
- 共同創業者 兼 Slack 最高技術責任者:パーカー・ハリス 氏
- セールスフォース・ジャパン代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一 氏
- Agent Blazerとして株式会社リバネスナレッジ代表の吉田氏のゴールデンMVPの表彰
- Agent Blazer:AIエージェントの時代に必要となる新しいリーダー
- 小出氏、ハリス氏によるAgentforce360やAgent Enterpriseの説明
- Agentforce360:Salesforceが提供するAIエージェントプラットフォーム
- Agent Enterprise:人とAIエージェントが共に働く新しい企業モデル
- Agentforce360を活用する4社の事例紹介
- Agentforce Vibesの紹介
- Agentforce Vibes:「バイブコーディング」という自然言語による開発手法
- Agentforce開発のハッカソンコンテストの優勝チーム表彰
- 小出氏によるクロージング
Agentforce360とAgent Enterprise
Agentforce360とは
2025年 10月14日のDreamforceで先駆けて発表された、Salesforceが提供する顧客と従業員の体験を変革するAIエージェントプラットフォームのことです。
講演内では複数の機能が紹介されていましたが、そのいくつかを下記で簡単にご紹介します。
①Intelligent Context
- AIがデータのコンテキスト(文脈)を理解し、ドキュメントやPDFなどの非構造化データから適切な回答の生成が可能。
- 音声によるAIエージェント呼び出し機能で、日本では2026年2月リリース予定。
- 会話やコードなど多様な方法を用いて短時間でAIエージェントの構築が可能。
- 複雑な自然言語での指示をIF文の条件分岐に変換するなど、これまで難しかったAIエージェントの管理を実現。
Agentforce360が目指す未来
それは「人とAIエージェントが共に働く世界」です。AIエージェントを使うのみでは価値創造は難しく、Agentforce360が人・AIエージェント・アプリケーション・データをつなぐことで初めて価値が生まれると述べられていました。
Agent Enterpriseの紹介
Agent Enterpriseとは人とAIエージェントが共に働く、つまりAgentforce360が目指す未来を体現する新しい企業モデルのことです。その先駆けとなる企業として4社が紹介されていました。 SMBCグループの事例では、CRMに蓄積した顧客との取引履歴や会話データをAIエージェントが「コンテクスト」として理解し、担当者と連携して提案するデモが披露されました。
Agentforce360が目指す「人とAIエージェントが共に働く世界」の実現として、SMBCグループは「AIエージェントと人の協働による新しい価値創造」を目指していることが伝わるデモでした。
Agentforce Vibesの革新性
Agentforce Vibesとは
「バイブコーディング」という開発手法をSalesforce環境で実現するものです。
- バイブコーディング:簡単にいうと機能や要件を自然言語で伝えるとAIがリアルタイムでアプリケーションやコードを作成してくれる開発手法。
実際のデモの様子
今回のAWTTで使うダッシュボードをリアルタイムで作成する様子がデモで実演されていました。要件をチャットに送るとその場でコーディングが開始され、ものの数分で完成していました。
↑右側のチャットで要件を送っている。
↑AIエージェントが要件とコンテクストをもとにコードを作成している様子がわかる。
↑あっという間にダッシュボードが完成した。



