「組織情報DX」で組織図を自動生成!Salesforceでスムーズな情報管理を実現

技術コラム

Yui Moritoyo

「組織情報DX」で組織図を自動生成!Salesforceでスムーズな
情報管理を実現

Yui Moritoyo

はじめに

営業や人事・総務部門では、取引先や社内の組織変更を迅速に把握し、適切に対応することが求められると思います…しかし

  • 「最新の組織情報が把握しにくい」
  • 「組織変更の影響をすぐに反映できない」
  • 「社内の情報が分散し、業務効率が低下している」

 

このような課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、「組織情報DX」です。

組織情報DXは、Salesforce上で名刺・取引先・取引先責任者の情報をもとに、組織図を自動生成できます。

組織情報DXの主な特徴

  • 取引先や社内の組織図をリアルタイムで自動生成
  • 組織変更や人事異動も即座に反映可能

注意事項

  • 組織情報DXは、SmartViscaのオプションサービスであり、SmartViscaをご利用中の企業は追加費用なしで利用可能
  • SalesforceのエディションがEnterprise Edition以上であることが必須条件
  • Lightning Experienceが有効な環境でのみ使用可能(Salesforce Classicでは利用できません)
  • 「私のドメイン」の有効化が必要(ご利用前に設定済みかご確認ください)

 

本記事では、組織情報DXの概要や活用方法について解説します。組織情報の管理を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください!

組織情報DXの主な機能

組織情報DXには、主に以下の3つの機能があります。

① 組織図の自動生成

  • 名刺・取引先・取引先責任者の情報を統合し、組織図を自動作成
  • 組織図の表示形式をグリッド・ツリー形式で切り替え可能

② 取引先・取引先責任者の可視化

  • 取引先のキーパーソンや意思決定者を視覚的に把握

③ カスタマイズ可能な組織情報管理

  • 組織図の表示項目・条件を企業の運用に合わせてカスタマイズ可能
  • アクセス権限の管理により、必要な情報を適切なユーザーに表示

組織情報DX設定方法

組織情報DXの設定は、3ステップで簡単に実施できます!

ここでは、取引先のレコードページに組織情報を表示する場合の手順をご説明しますが、名刺、取引先責任者、商談のレコードページにも配置可能です。

ステップ1:必要な環境を確認

  • Salesforce Enterprise Edition以上が必要
  • SmartViscaがインストールされていることを確認

ステップ2:組織情報DXをインストール

  • Salesforce AppExchangeから「組織情報DX」をインストール
    (注:インストールしたい場合はサンブリッジの担当者にお問い合わせください)
  • 「すべてのユーザーに適用」オプションを選択してインストール

ステップ3:組織情報コンポーネントを設定

1. 取引先レコードページを開く

2. 画面右上の歯車マークをクリックして [編集ページ] をクリックし、レコードページの編集画面を表示する

 

3. タブコンポーネントをクリック

4. [タブを追加] をクリック

5. 新しくできた [詳細] タブをクリックし、タブの表示ラベルは [カスタム] を選択

6. カスタム表示ラベルには任意のタブ名を入力し、[完了] をクリック(例)組織情報

 

7. 作成した [組織情報] タブをクリック

8. [コンポーネントを検索] ボックスに「組織」と入力すると、[組織情報DX] が表示される

9. [組織情報DX] を [ここにコンポーネントを追加] にドラッグ & ドロップ

10. 右上の [保存] をクリック

 

11. 初めて取引先ページを編集した場合、有効化についてのポップアップが表示される

12. [有効化] をクリックし、貴社の方針に応じて割当先を選択。最後に [完了] をクリック

 

13. [戻る] をクリックし、レコードページを確認。[組織情報] タブをクリックすると、組織情報が表示される

 

設定はこれで完了です!

この後は、表示させたい項目の設定など、必要に応じてカスタム設定を行っていきます。

まとめ

ここまで、名刺・取引先・取引先責任者のデータをもとに組織図を自動生成できる「組織情報DX」 の機能や活用メリットについてご紹介しました。

SmartViscaをご契約中のお客様は、この機能を無償でご利用いただけます。

営業・人事・情報システムの皆さまが、組織情報の管理をより効率化し、リアルタイムで最新の組織情報を把握できるようになれば、業務全体のDX推進にもつながるでしょう。

組織情報DXに興味をお持ちの方は、ぜひサンブリッジまでお問い合わせください!

~紙・オンライン名刺から正確な顧客データの運用まで~
『SmartVisca(スマートビスカ)』の特徴・メリットをご紹介

SmartViscaは、名刺管理から生まれた顧客データ構築・活用ソリューションです。紙名刺の高速かつ正確なデジタル化やオンライン名刺交換、クラウド連絡帳で顧客や社内メンバーの共有・やりとりまで、時間と場所にとらわれず顧客データの活用を実現します。

関連記事