メール配信だけじゃない!Account Engagement のオートメーション4選

技術コラム

Ai Shimada

メール配信だけじゃない!
Account Engagement の
オートメーション4選

Ai Shimada

Account Engagement(以下MCAE)をご利用いただく中で、メール配信ツールとしてしか利用できていないという方は実は多いのではないでしょうか。

MCAEを使いこなしていただくことで、ナーチャリングの自動化をはじめマーケティング活動の効率化が可能となります。

この記事ではMCAEのオートメーションの種類と使用例をご紹介いたします。

オートメーションの種類や使い方のイメージをつけていただければ幸いです!

MCAEのオートメーションとは?

MCAEのオートメーションではリードナーチャリング、マーケティング活動の効率化が目的となります。

そのため、条件(ルール)に合致したリードや取引先責任者に対して自動でアクションを行うというのがMCAEのオートメーションの基本になります。

MCAEのオートメーションは大きく以下4種類になります。

  • 完了アクション
  • セグメンテーションルール
  • オートメーションルール
  • ダイナミックリスト

各詳細は後述いたしますが、どのオートメーションを使用するのが適切か以下チャートをご参考ください!

各オートメーションの詳細とユースケース

①完了アクション

完了アクションはメールの開封やフォームの通過、特定のページ訪問など、あらかじめ指定したアクションを取ったプロスペクトに対して、次のアクションを自動で実行する機能となります。

完了アクションを用いることで以下のような自動化が可能です。

  • 問合せフォーム通過後にSalesforceのToDoを作成する
  • 資料請求フォームを通過したプロスペクトをステップメール配信リストへ追加する
  • 価格表ページを閲覧した確度の高いプロスペクトを営業に通知(トラッキング可能なプロスペクトのみ対象)

完了アクションはメールやフォーム、ページ、ファイルなど各コンテンツに対して個別に設定を行うことができます。

メール配信後の完了アクションの設定詳細は以下の記事をご参考ください。

https://www.sunbridge.com/blog/column/pardot_complete_action/

②セグメンテーションルール

セグメンテーションルールは特定の条件に合致したプロスペクトに対して1回限りのリストを作成し、作成したリストに対してアクションを自動で実施する機能となります。

1回限りのリストとアクションとなるため、現時点でのプロスペクトの情報を元にセグメント、アクションを行いたいときや、既存リストの統合などに有効なオートメーションです。

セグメンテーションルールを用いることで以下のような自動化が可能です。

  • 12月末時点での商談が失注した顧客をリスト化、掘り起こし対象として営業へ連携する
  • メルマガ配信対象の見直しに伴い、既存リストAと既存リストBを統合したい。

セグメンテーションルールは[見込み客]タブの[セグメンテーションルール]より設定が可能です。

③ダイナミックリスト

ダイナミックリストは特定の条件に基づいて自動的に更新されるリストを作成することが可能です。

そのため条件に合致したプロスペクトを自動でリストへ追加、条件に合致しなくなったプロスペクトを自動でリストから削除することが可能です。

一方で特定のプロスペクトを手動でダイナミックリストへ追加はできませんのでご注意ください。

ダイナミックリストを用いることで以下のような自動化が可能です。

  • 業界が金融の顧客をリスト化、金融業界向けのセミナーやソリューション紹介のメルマガを配信する
  • 契約終了3か月前の顧客に対してリマインドメールを送付する
  •  最後のアクティビティが「90日以上前」 の顧客をリスト化し、Engagement Studioを用いて掘り起こしを行う

ダイナミックリストは[見込み客]タブの[セグメンテーションリスト]より設定が可能です。

新規リスト作成時に[ダイナミックリスト]にチェックをすることでダイナミックリストの作成が可能です。

④オートメーションルール

オートメーションルールは繰り返し可能で、特定の条件に合致するプロスペクトに対して自動でアクションを実施する機能となります。

オートメーションルールを用いることで以下のような自動化が可能です。

  • 80日間アクティビティがない顧客のスコアを⁻20する
  • 製品価格ページの閲覧回数が3回以上の顧客のスコアを+30し、営業担当へ通知する

オートメーションルールは[オートメーション]タブの[オートメーションルール]より設定が可能です。

新規作成時は[一時停止中]の状態で作成されるため、作成直後に自動でオートメーションが動くことはありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自社のマーケティング施策に合わせて、オートメーションをご活用いただけましたら幸いです。

実施したい施策はあるが何の機能を使えばよいか分からない、実施する施策から相談したい、などありましたらぜひお問合せ下さい!

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