SmartViscaをご利用のみなさま。
日頃よりSmartViscaをご利用いただきありがとうございます。
SmartViscaのライセンスサポートを担当しております、岩倉と申します。
突然ですが、この記事を読んでいるあなたは、SmartViscaを問題なく活用することはできていますか?
日常で使っていると、きっと「あれエラーが出たな?」「名刺を取り込めないんだけど…」「こんな設定できないかな?」という状態になることもあると思います。
そんな時には、ライセンスサポート窓口にお問い合わせいただければ、対応させていただきます。
しかし、お問い合わせ対応も順次行っておりますし、時にお客様環境での調査が必要な場合もありますので、どうしても解決までお時間を頂戴することがあります。
このような背景から、サポート窓口に連絡するよりも「自分たちでエラーの原因を特定し、設定を修正する」ことで、より素早く問題が解決できるケースもあります。
そこで本稿では、自力でエラーを解消する方法をはじめとして、エラーが起こった時に「エラーを素早く解消する」3つの方法について述べていきます。
1. ナレッジサイトで検索する
SmartViscaでは、エラーの対処法や便利な使い方についての記事を集めたナレッジサイトを用意しています。
このナレッジサイトは、SmartViscaのホーム画面右上の「i」アイコンからアクセスすることができます。
※下の図の赤枠で囲まれた「i」アイコンをクリックすると、ナレッジサイトにアクセスできます。
※ナレッジサイトにSmartViscaからアクセスする機能は、SmartViscaバージョン3.19.3以降で利用できます。
それでは、実際にエラーが生じた場面を想定して、ナレッジサイトで解決策を探してみましょう。
▼例
SmartVisca MobileAppで「SmartViscaサーバのURLを取得できません」と表示されて送信できない
▼解決法
1. SmartViscaホーム画面右上の「i」アイコンより、ナレッジサイトにアクセスします。
2. 検索画面に「SmartViscaサーバのURLを取得できません」と入力して検索します。
3. 検索結果から関係がありそうな記事をクリックします。
4.記事に記載されている手順で、Salesforce組織の設定を変更します。
5.SmartVisca MobileAppから、名刺を送信できることを確認します。
このように、ナレッジサイトで検索することで、すぐにエラーや問題を解消できることがあります。
解決するのに最も早い方法ですので、まずは一度ナレッジサイトで検索することを強くお勧めします。
2. SmartViscaのマニュアルを見る
SmartViscaが使えないという問い合わせの中には、「初期設定マニュアル」等に記載している設定が漏れてしまっているパターンも多いです。
このため、操作しているユーザーにマニュアルの設定がされているかどうか確認することも、問題解決のための一手になります。
※マニュアル類については、ご契約時にダウンロードするためのリンク・ページをご連絡しております。
それでは、実際にエラーが生じた場面を想定して、マニュアルで解決策を探してみましょう。
▼事例
SmartViscaの共有タグを作成したいが、作成する画面が表示されない(個人タグは作成できる)
▼解決法
1. SmartViscaの初期設定マニュアルを開きます。
2. 初期設定マニュアルで「Ctrl+F」ボタンを押し、検索窓に「共有タグ」と入力します。
3.検索結果を確認すると、共有タグを作成するには「SmartVisca共有タグ管理者」権限セットが必要と確認できます。
▼初期設定マニュアルの34Pに掲載されている図表(ページ番号は2024年11月時点のものです)
4.同じ章の記載に沿って「SmartVisca共有タグ管理者」権限セットを割り当てます。
5.割り当てが完了したら、該当ユーザーで共有タグを追加する画面が表示されるかどうか確認します。
このように、SmartViscaで起こるエラーには「初期設定マニュアルに記載している権限設定が不足している」ために生じるものも多くあり、初期設定マニュアル(あるいはマニュアル類)を見返すことで、エラー解消のためのヒントが見つかることがあります。
また、マニュアル類を見返すことは、エラー解消以外に、「今まで気づいていなかった活用法を見出すこと」にもつながります。
ぜひマニュアル類をご覧いただき、素早い問題解決&SmartViscaの機能理解に繋げていただけると幸いです。
問い合わせをする時に操作手順やエラーのキャプチャを載せる
ナレッジサイトもマニュアルも見たけれども、エラーの解消方法がわからない…
そんなときは、ライセンスサポート窓口までお気軽にお問い合わせください。
※ライセンスサポート窓口用のメールアドレスは、ご契約時にお客様にお知らせしております。
「自力で解決する方法」をご案内してきましたが、ライセンスサポートにも蓄積されたナレッジがありますので、頼っていいただければと思います。
このとき、エラーについて以下の情報をライセンスサポートまでご提供いただけますと、よりスムーズに、より迅速に対応することができます。
- エラーが生じた時の操作手順
- エラー画面のキャプチャ画像
▼問い合わせ例
- 事象:SmartViscaから取引先責任者に連携しようとしたら、エラーが表示されてしまう
- 操作手順
-
- 1. SmartViscaを開く
- 2 名刺をクリックする
- 3. 取引先・取引先責任者に登録をクリックする
- 4. 取引先や取引先責任者を選んで、「保存」をクリックする
- 5. 添付のエラー画面が表示されて登録できない
-
- エラー画面
エラーのお問い合わせをいただいた場合、サポートではまず根本原因を特定し、原因に合わせてお客様に回答を提供いたします。
根本原因は多くの場合エラーメッセージと操作手順から特定するため、お問い合わせ時にエラーメッセージと操作手順の情報があると、問題解決をより迅速に行うことができます。
このため、お手数なのですが、お問い合わせ時にはエラーについてのメッセージや操作手順についての情報をご提供ください。
これらの情報をいただけましたら、ライセンスサポートより、解決策・対処法をご案内いたします。
おわりに
本稿では、SmartViscaのエラーが起こった時に「エラーを素早く解決する方法」について述べてきました。
エラーが生じたとき、「エラーを早く解消して使えるようにしたい」という想いは、お客様も我々ライセンスサポートも変わりません。
より素早い解決のためにも、ナレッジサイトやマニュアル類をご活用いただいたり、エラーの情報を詳細にご連絡いただけますと幸いです。
…というのが理想なのですが、そうは言ってもエラーが起こったら、慌ててしまって何をすればよいか全くわからなくなることもあると思います。
そんなときも、ライセンスサポートがエラー・問題解決のために尽力いたしますので、まずはライセンスサポート窓口までお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
~Salesforce活用に不可欠な顧客情報の
登録・更新・活用をワンストップで簡単に~
『SmartVisca(スマートビスカ)』サービス紹介資料
紙名刺の高速かつ正確なデジタル化はもちろん、オンライン名刺や電話帳機能も標準搭載。取り込んだデータはSalesforce内で一元管理できるので、時間と場所にとらわれず顧客データを活用した営業活動を実現します。