~MA導入支援担当者による~
マーケティングオートメーション(MA)お気に入り機能ご紹介:Marketo編①ダイナミックコンテンツ
技術コラム
~MA導入支援担当者による~
マーケティングオートメーション(MA)お気に入り機能ご紹介:Marketo編①ダイナミックコンテンツ
見込客の条件に合わせたダイナミックコンテンツを出しわける
今回はマーケティング・オートメーション(MA)のマルケトを運用していくなかで感じている、お気に入りポイントを紹介いたします。どのMAを導入しようかと検討中の担当者様のヒントになりましたら幸いです。
MAには「ダイナミックコンテンツ」という、見込客の持つ情報に合わせてランディングページやメールの内容を出しわける機能があります。例えば見込客がセミナーに申し込む時、見込客の持つ情報(所在地、興味のあるテーマなど)にあわせて表示する内容を変えるというようなことができます。
マルケトはこの「ダイナミックコンテンツ」を作成する際、高度なスキルがなくても手軽に作成できる点が便利です。 さっそくランディングページで「ダイナミックコンテンツ」を作成してみましょう。
今回は例として、見込客の所在地情報をもとにセミナー案内の内容(開催地など)を変更するという設定を行います。セミナーを複数の場所で開催する場合、お客様の会社に近い開催地を見出しに表示させ、申込み率を高めるための施策です。
■セグメント作成
1)まず、最初に対象の条件を設定するため、セグメントを作成します。
[マルケト管理画面] リードデータベース → セグメンテーションフォルダ → 新規セグメンテーション
以下のような新規セグメンテーション作成画面で、セグメンテーションの名前と各セグメント名を設定します。
例)
セグメンテーション名:都市別セグメンテーション
セグメント名:
恵比寿
渋谷
新宿
2)次に、各セグメントに該当する条件を設定します。
[マルケト管理画面] セグメント選択 →スマートリスト
例)「渋谷区」セグメントには、住所に「渋谷を含む」リードを指定します。
同様に残りのセグメント(新宿区、目黒区など)も設定します。
以上でセグメントの設定は完了です。
なおマルケトでは、所在地のみでなく、スコア別、業種別など、リードが保持する情報であれば複数の条件指定が可能です。(ここではわかりやすいようシンプルな設定としています)
■ランディングページへの設定
3)次に、各セグメントに対して表示したい内容をランディングページに設定します。
[マルケト管理画面] デザインスタジオ →ランディングページ
今回は、セミナー案内の内容をセグメント(見込み客の所在地)ごとに出しわけをするよう設定します。
ランディングページの編集画面を開くと、マルケトではページの各構成要素(画像、本文など)が右のエリアに表示されていますので、出しわけをしたい要素を「ダイナミック」のエリアにドラッグします。
4)セグメンテーション選択画面が表示されますので、先ほど作成した「都市別セグメンテーション」を選択します。
5)ダイナミックのエリアに、作成したセグメンテーションが表示されますので、各セグメントに対して表示したい内容を設定します。
例)セグメント「渋谷区」に対して、タイトルを「いまさら聞けないマーケティングオートメーションin渋谷」に変更。
同様に他のセグメント(新宿、目黒)も設定します。
7)すべての設定が終わったらプレビューでセグメントごとに内容が変更されるかを確認します。
例)「新宿」セグメントに対しては、新宿のセミナー案内が表示されます。
最後にランディングページを承認すれば完了です。
「見込客に合わせてコンテンツを出しわけする」と聞くと大変そうですが、ちょっとしたひと手間で実現できるのがMAのいいところです。ぜひチャレンジしてみてください。
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