こんにちは。サンブリッジ25新卒の久保田です。 文系大学を卒業し、ITも未経験だった私ですが、入社3か月後、認定Sales Cloudコンサルタントと認定Service Cloudコンサルタントを取得することができました。
本記事では、2つの資格を取得した1か月を振り返り、その中での良かった点や改善点をお伝えします。
これから勉強を始める方の参考になれば幸いです!
認定Sales Cloudコンサルタント・認定Serviceコンサルタントとは
認定Sales Cloudコンサルタント(※以下、Sales Cloudコンサルタント)とは、ユーザーのビジネス要件を満たしたSales Cloud ソリューションを効果的に設計して実装できるコンサルタントとして認定される資格です。
認定Service Cloudコンサルタント(※以下Service Cloudコンサルタント)とは、Service Cloud を使用して、ビジネスのプロセスと要件をサポートするソリューションを設計して実装できることに加え、カスタマーサポートナレッジとSalesforceの実装に関する専門知識を有しているコンサルタントとして認定される資格です。
両試験ともに、全60問の選択問題で、Sales Cloudの合格のための正答率は69%でService Cloudの合格のための正答率は67%です。
資格取得までの1か月のスケジュール
資格勉強で行ったことは主に、
- Trailhead
- 用語の確認(基礎的なIT用語を含む)
- 過去問題
- Developer Edition環境での確認
の4つです。大まかなスケジュールは以下の通りです。
Trailhead
Trailheadは、
- 【Salesforce公式】認定 Sales Cloud コンサルタント 対策
- Prepare for Your Salesforce Service Cloud Consultant Credential
の2つを行いました。Service CloudのTrailheadは日本語版がなかったため、翻訳ツールを使用しました。 Trailheadをすべて完了させるのには、20時間程度かかりました。 もし時間に余裕がない場合は、出題範囲のウエイトが高いモジュールや、苦手なモジュールから行うのがオススメです。
用語の確認(基礎的なIT用語を含む)
Trailhead内で分からない単語がでてきたら、その都度調べてノートにメモをとりました。
Trailhead内のテストや選択肢に出てくる用語以外にも、解説部分で知らない用語が出てきた場合には意味を調べておくことをオススメします。
Developer Edition環境での確認
資格勉強で最も効果を感じたのは、実際に操作を行ってみることです。
これまで、Salesforceに触れる経験がほぼない私にとって、Trailheadだけでは実際の業務での使われ方を理解しきることができませんでした。
そのため、Developer Editionを用いて、実際に操作を行うことで、理解しきれていない部分に気づき、ほかの社員の方に確認することで理解を深めることができました。
Developer Edition環境を使いたい方は、以下のサイトをご確認ください。
1か月の中で良かった点・改善点
1か月を振り返ると、これはやってよかったという点や、工夫すべきだったなと反省する点があります。それぞれについて以下にまとめます。
良かった点
- 実際にSalesforceで操作を行ったことで、実業務に役立つことがありました。「資格を取る」ことを目的にせず、「実業務で使える知識を身につける」ことを目的に資格勉強をするマインドを常に持っていきたいと感じました。
- Trailhead全体で知らない単語を調べたため、Salesforceの用語だけではなく、IT用語についての知識も習得することができました。
改善点
- 試験では、ユースケースを問う問題が多く出題されましたが、ユースケースについて意識して勉強ができませんでした。サクセスナビの「はじめてガイド」を見ておくと、かなりユースケースについて意識できると思います。
最後に
本記事では、文系・未経験な私の認定Sales Cloudコンサルタント・認定Service Cloudコンサルタント取得までの1か月を振り返り、解説しました。
Salesforceの資格は、業務に適した設定方法や、実際の業務でどの機能がどのように使われるべきかを理解することが重要です。
本記事がこれからSalesforceの勉強を始める方の参考になれば幸いです。
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