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2016/05/11

  • イベント・セミナーレポート

The Marketing Nation Summit 2016 in Las Vegas vol.2



5月9日から12日の4日間、米国Marketo Inc.が主催するイベントThe Marketing Nation Summit 2016(以後Summit 16と表記)に参加しています。

本日は、イベント2日目の様子をダイジェストでお伝えいたします。

我々は“TOMORROW’S MARKETER”である

今回のイベントで一番規模の大きなセッションであるキーノートに参加しました。今回のイベントの全てのセッションは英語で行われるのですが、キーノートだけは「日本人専用席」が用意されており、同時通訳でスピーチを聴講することが出来ます。日本人席には私たちのツアーとは別に各々で参加されている方もたくさんおり、中には面識の有る方もちらほらといらっしゃいました。

キーノートは昨日のパートナーサミットと同様に、Marketo Inc.のChairman & Chief Executive OfficerのPhil Fernandez氏のスピーチで始まりました。Phil Fernandez氏のスピーチの前半は今回のイベントのタグラインにもなっている“TOMORROW’S MARKETER”についての話が中心でした。要約すると、「昨日までのマーケッターは営業や他部署のサポート役でしたが、“TOMORROW’S MARKETER”はテクノロジーとデータの専門家であり戦略家であり、戦術を選択し実行する最前線にいる。そして、マーケティングの枠を越えて、常に顧客に寄り添い、カスタマー・エクスペリエンスを常に考える専門家であるべきである」という事です。マーケッターの1人として、私自身、気持ちを奮い立たされるスピーチでした。帰国後に弊社メンバーにも“TOMORROW’S MARKETER”の視座を共有したいと思います。

tomorrows_marketer

我々は本物でなければならない

キーノートには数名のゲストスピーカーが招かれていました。業界外からは女性登山家のAlison Levine氏、そしてハリウッド俳優のWill Smith氏が登壇しました。Alison Levine氏は2度の挑戦でエベレスト登頂に成功した方で、生死を左右する極限状態の中で「成功(登頂)」より「続ける(生きる)」為の意思決定を僅かな時間の中で行わなければならないこと、成功が目的でなくそこまでの過程で学んだ教訓がむしろ大切で有ることなど、マーケッターの心構えとしても参考になる大変貴重なコメントをされていました。

Alison_Levine

一方、ハリウッド俳優として華やかなイメージのあるWill Smith氏ですが、20代で破産寸前を経験したり、色々と苦労を重ねて今があるとの事でした。中でも印象深いコメントとして「我々は本物でなければならない」と話していました。昔は正直、良くない映画でも誤魔化せたが、今は面白くない映画では上映して10分もすると観客が一斉に「面白くない」とTweetしてくる。リアルタイムに顧客とコミュニケーションできるようになった今、我々は顧客に対して本物でなければならない、マーケティングも同じだと言うことです。

Will_Smith

意外と控えめな新製品紹介

次に新製品に関するスピーチが行われました。要約すると、これまで多様な機能を作ってきたが、複雑に絡みあって毛玉のようになってしまった。これを踏まえ、セールスとマーケティングのコラボレーションを実現するツールへと変えて行きたい。具体的にはインバウンドとアカウントベースドマーケティング(以下、ABMと表記)を1つのプラットフォームで実現する。ABMの具体的機能には触れませんでしたが、事前情報どおり今夏にローンチするとの事です。また、Ad Bridgeについては300社程の成功事例があり、パーソナライズ化した広告の効果で成果(具体的に何か不明)が5倍になった事例もあるとのこと。Ad Bridgeについては今年末迄にバージョンアップするとの事です。さらに直近ではモバイルを強化したmobile 2.0を2週間程度でローンチするとのこと。こちらも具体的な内容には触れられていませんでしたが、特にコンシューマー対策を意識した強化のようです。

各々、具体的な内容がまだ概念的で、またローンチ時期が曖昧な点もあり、これらの発表を聞いていて少し物足りなさを感じました。私だけでなく、同行した他の方々も「意外と控えめですね」という印象を話されていました。

ABM

ハイパフォーマンス・リアルタイムの実現へ PROJECT ORION

今回の目玉は「PROJECT ORION」(以後ORIONと表記)の発表でしょうか。要約すると、ORIONは

100億/日の顧客とマルチチャネルでコミュニケーションする事を実現するための新プラットフォーム開発のプロジェクトです。開発のポイントとしてはデータ処理速度を飛躍的に向上し、Predictive Contactをリードの10%として自動的に取込む、大量データの分析を可能にするEnterprise Analytics、そして分析結果を元にメール配信を実行するというもので、まさにハイパフォーマンス・リアルタイムマーケティングの実現が期待されるものでした。現在、金融業界では「FinTech(Financial technology)」、不動産業界では「Real Estate Tech」などAI(Artificial Intelligence)を応用した技術が注目されていますが、ORIONもこれと近いイメージを感じました。

tomorrows_marketer_slide

本日はその他にも数種のセッションに参加しましたが、殆ど既知の内容でありましたのでレポートは割愛させていただきます。次回は3日目に開催される、Marketo新機能のセッション、事例のセッションについて、より詳細なレポートをお届けいたします。

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