「サンブリッジが3年でマーケティング起点の受注社数を10倍まで伸ばせた理由」では、社内のデータを一元管理し、業務プロセスを可視化することによって受注社数を大きく伸ばした成功事例をご紹介しました。
今回は、同じく社内データを一元化することで大幅な業務改善を実現した株式会社ウィルゲートの事例をもとに、Salesforceと名刺管理、マーケティングオートメーション(MA)の活用によって得られる効果をご紹介します。
急成長する業績のうらで急務となった運用体制の効率化
コンテンツマーケティングを主力事業とする株式会社ウィルゲートは、事業を立ち上げた2007年からSalesforceを利用してはいたものの、一部の業務の運用にしか活用していませんでした。一方で、コンテンツマーケティングの急速な普及とともに、事業は急成長。事業を支えるため迅速な運用体制の改善が大きな課題となっていたのです。
Sales Cloudへの置き換えによって管理部門の作業工数を大幅に削減
ウィルゲートにおける事例の大きな特徴のひとつとして、請求書の作成や月次決算、債権管理などの管理部門における作業工数を大幅に削減し、かつ精度向上を同時に成功させたことが挙げられます。
これらの成功を導き出したのが、SFA/CRMで世界トップシェアであるSales Cloudです。これまで別々に管理していた顧客や商談、契約、請求、入金の情報をSales Cloudで一括管理した結果、以下のような結果が得られたのです。
請求書作成業務の工数を5分の1に削減
顧客・商談情報がすべてSales Cloudにまとめられているため、データの検索や処理が円滑に。それまで、およそ5日かかっていた請求書の作成業務が1日分の工数で完了できるようになりました。
月次決算処理の工数を4分の1に削減&データの精度が向上
改善前は、20日以上かかっていた月次決算処理の工数を大幅に削減。データの一元化によって抜け・漏れがなくなり、データの精度が大きく向上しました。
タイムラグが発生しがちな入金管理を即時に把握・対応できるようになった
さらに、日々の業務において大きなリソースを必要としていた入金管理もスピーディーな対応が可能となり、入金日が過ぎるとすぐに把握・対応ができるようになりました。
営業部門ではSmartViscaへの置き換えにより運用コストが4分の1に
ウィルゲートでは、それまで別の名刺デジタル化サービスを使用していましたが、スムーズな運用を可能にするため、名刺情報をSalesforceと連携させてSmartVisca(スマートビスカ)に置き換えました。
これにより、Salesforceの取引先データに名刺情報をすぐに紐づけることができ、営業担当者の稼働効率化に成功しています。さらに、SmartViscaは固定重量課金制で、ユーザー単位の課金ではなく組織単位でのライセンス課金であるため、従来と比較してコストが4分の1にまで抑えられています。
名刺管理ツールやMA単体でももちろん営業効率を高めることは可能ですが、Salesforceと連携させることによって日々の営業活動がさらにスムーズになり、かつコストも抑えられる。ウィルゲートの事例では、今回の業務改善によって多方面にわたるメリットを得ることに成功しました。
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