本記事では、KonaSearchの事例について解説していきます!
事例のポイントを絞って、課題とアプローチ、その結果について見ていくことでKonaSearchの特徴、強みを改めて理解する目的の内容となっています!
読み終えた後に、自社の環境に照らし合わせて活用できそうか等、ご検討における解像度が高まったら幸いです。
※KonaSearchのメーカーサイトにて公開されているものを読み解き、まとめた内容となっております。
KonaSearchがどんなことができるのかは、「こちら」の記事でご確認いただけますので、まだ読んでいない方はこちらを読んでから本記事を読むとより理解が深まると思います!
参考:KonaSearch顧客事例 https://www.konasearch.jp/customers/
はじめに
今回は以下5つの業界の事例を通してみていきましょう!
- 人材業界
- 教育業界
- 製造業界
- 製薬業界
- 広告、マーケティング業界
どの内容にも共通して言えることは、これまで時間をかけていた“探す”ということに使う時間が削減されたという点です!
さらに、これまで探せなかった情報の発見があるなど、“探す”ことの深さも感じられます。
例えば、“誤ったフィールドに入力されてしまっている情報“までも漏らさずに検索ができるため、人的ミスもカバーし“探す”精度を向上させることもできます。
それでは、KonaSearchが具体的にどのような場面で活用されているのか、事例と共に見ていきましょう!
人材業界の事例について
対象企業:株式会社juice up(国内企業)
事業概要:採用支援・コンサルティング
抱えていた課題
- グローバル検索やRecordHunterでは意図した検索結果が得られす、1人の求職者に対する求人検索に時間がかかっていた。
課題に対するアプローチ
- KonaSearchを導入し、求人検索画面と求職者検索画面を構築
- 検索画面には、検索条件を効率的にコントロールするために、フィルターとファセット(事前に定義した絞り込みの項目)を配置
- 検索後にフローを起動し、検索結果を次のアクションにつなげる仕組みづくり。
結果
- 検索速度が向上し、ロングテキストエリアも高い精度で検索できるようになり、求職者にかかる検索時間が大幅に削減された。(約50%削減とのこと)
- その時間を活用してより求職者のサポートにより伴走できるようになった。
株式会社juice up様の環境では、KonaSearchの持つ、検索画面のカスタマイズ性と検索速度が結果に大きく貢献していることがわかりますね!
教育業界の事例について
対象企業:フォーダム大学(海外大学)
事業概要:教育機関、大学
抱えていた課題
- Salesforce自体が多機能であるため、学生アドバイザーが学生のために、情報を収集してレポートを作成するのに時間がかかっていた。
- またそのために別ツールの使い方も学ぶ必要があり、その習得に時間がかかっていた。
- 結果、学生と対面する時間が減っていた。
課題に対するアプローチ
- KonaSearchが持つ様々な機能(フィルターやファセット)を使い、多様で煩雑な検索を簡略化した。
- 1名の学生に関連する検索、学生全体に関連する検索の条件コントロール、形式関係なくアップロードされているドキュメントまでも、検索できるように、カスタマイズ
- 検索に加えて、KonaSearchの自動化機能を活用し、Salesforce上での操作も含めて、数クリックで対応できるよう構築
結果
- 学生アドバイザーのニーズに合わせて設計された検索エンジンによって作業効率が向上。
- 学生と対面するための時間が増えた。
フォーダム大学も同様に、フィルターやファセットを使い業務に合った検索画面を構築することで、検索時間の削減が実現できてますね!更に利用も簡単になったため、課題として持っていたツール利用方法の学習時間も削減できているとのことでした。
製造業界の事例について
対象企業:ArtiFlex(海外企業)
事業概要:製造業(自動車系の金属パーツ製造を得意としている、自社で研究開発製造も行っている。)
抱えていた課題
- 全社共通基盤としてSalesforceに移行した際、以前のCRMにはあった、ドキュメントやファイル内を検索する機能がなくなっていた。
- その結果、営業活動の情報共有や経営陣への報告のための効率的な情報収集ができずにいた。
課題に対するアプローチ
- KonaSearchが持つ様々な機能(フィルターやファセット)を使い、多様で煩雑な検索を簡略化した。
- 作業の成果物、営業活動、商談メモ、外部ファイルまで検索を行えるようにカスタマイズ
- 社内のエグゼクティブ向けにダッシュボードを作成し、経営に関する情報にアクセスしやすくした。
結果
- 何度も検索をかけたりファイルを開いて調査することがなくなり、効率的な営業活動が行えるようになった。
- ダッシュボードについても、全社展開されることになり、組織全体で活用され効率化が図られた。
ArtiFlexでは、KonaSearchの強みである横断的な検索とファイル内部まで検索可能な検索の深さがマッチし、営業活動において重要な情報収集、共有の部分について効率化が図られていますね!
製薬業界の事例について
対象企業:AstraZeneca(海外企業)
事業概要:製薬業
抱えていた課題
- カスタマーサポートの対応で、製品に対する問い合わせに対しナレッジベースから適切な情報を収集するのに1時間以上かかっていた。
- カスタマーサポート部門は、時間をコストとして動く部門のため、回答速度の向上が求められていた。
課題に対するアプローチ
- KonaSearchでカスタマイズされた検索ページを作成し、問い合せの属性を入力していくことで、最適な回答を導き出せるように仕組みを作った。
結果
- 問い合わせ1件に対し1時間以上かかっていたものが、数分に短縮された。
カスタマーサポートにおける、ナレッジ検索の効率化ができたようですね!
特徴として、ファセット値ごとに検索結果の数を表示することができるため、対話的に効率よく回答を絞り込むことができるのも、カスタマーサポートと相性がいい機能になります!(機能詳細は「こちら」の記事に記載があります。)
広告、マーケティング業界の事例について
対象企業:MeyerDunlap(海外企業)
事業概要:企業のブランド化や販促
抱えていた課題
- 提案のプレゼンテーションを作成する際、過去のプレゼンテーションを活用して新たな資料を作成するが、何万枚もあるプレゼンテーションのスライドから、必要なスライドを見つけるのに時間を費やしていた。(プレゼンテーションを開きスライドを1枚1枚見て調べていた。)
課題に対するアプローチ
- KonaSearchでプレゼンテーションの中身まで検索できるようにし、関連性のあるスライドがあるプレゼンテーションファイルと、そのスライド番号まで特定できるようにした。
結果
- 関連性の高いスライドをピンポイントで検索して見つけることができるようになり、作成時間の短縮と品質が向上。
- これまで2〜3日かかっていた作業が、大抵の場合1時間程度で作成できるようになった。
- これにより、汎用のプレゼンテーションを使い回さず、それぞれの顧客向けにカスタムされたプレゼンテーションを作成して営業活動を行えるようになった。
プレゼンテーションの中身の検索から、スライドの番号まで特定ができるのは個人的にも驚きました…!
Salesforce内でここまで深い粒度での検索ができるのは現状KonaSearchだけです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
これまでの事例をみると、どの企業もKonaSearchの検索画面のカスタマイズ性の高さや、検索可能な範囲、深さによって、時間の節約ができ、更に品質の向上にもつながっているという結果が得られていますね!
本記事がSalesforceにおける検索機能や業務改善の糸口になれば幸いです。
最後にサンブリッジは、ベイシステック合同会社が提供するKonaSearchの販売代理店です。
KonaSearchを含むSalesforceの導入支援はもちろんのこと、現在利用中のSalesforce環境へのKonaSearch導入支援も行っております。
検索機能の活用にお悩みのお客様がいましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。