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2018/05/01

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Trailhead Academy Day 〜 現役の認定テクニカルアーキテクトによるパネルディスカッション



去る2018年4月24日(火)にSalesforceの認定資格者がのべ10,000人を超えたことを受けて、イベント「Trailhead Academy Day」がJPタワーホール&カンファレンスにて開催されました。

当日は300名におよぶ認定資格を持つTrailblazerが集まりました。イベントの冒頭では2022年までにSalesforceの認定資格に関わる仕事は330万件におよび、日本においてもSalesforceの専門知識を要する仕事が20万も創出されると予測されているとのIDCの調査結果が紹介され、Salesforceエコノミーの更なる拡大を実感することとなりました。

現役の認定テクニカルアーキテクトによるパネルディスカッション

Salesforce 認定テクニカルアーキテクト(CTA)とはSalesforceのグローバル認定資格の中で、もっとも難易度が高く、Salesforceプラットフォームを中心とした、他のシステムとの連携を含めたシステム全体のアーキテクチャの設計ができる技術者を認定する資格です。

この資格の取得を目指す人には、顧客システムのアーキテクチャの評価、Salesforce プラットフォームでの安全かつ高パフォーマンスなテクニカルソリューションの設計、技術的なソリューションと設計上の妥協点などをビジネスステークホルダーに効果的に伝えるコミュニケーション力、そして品質を確保した確実なリリースという一連の知識及びスキルが要求されます。

今回のイベントのメイントピックである「現役の認定テクニカルアーキテクトによるパネルディスカッション」には、セールスフォース・ドットコム日本法人設立時からのパートナーとして、500社2,000プロジェクトにおよぶSalesforce導入支援を率いてきたサンブリッジの最高技術責任者である山城 勝がパネラーとして登壇いたしました。

パネラーとして登壇した5名の認定テクニカルアーキテクト

パネラーとして登壇した5名の認定テクニカルアーキテクト

認定テクニカルアーキテクト試験におけるレビューボードとは?

認定テクニカルアーキテクト試験は他のSalesforce認定資格とは異なるプロセスで実施されます。

認定試験の候補者は、用意された10数枚におよぶシステム構築のシナリオを読み込んで要件を抽出し、2時間のにプレゼンテーションにまとめる必要があります。その内容を45分間のプレゼンテーションとして3人のジャッジの前で発表し、Q&Aを行なった結果が良ければ晴れてCTAとして認められることになります。このプロセスをレビューボードと言います。レビューボードのジャッジは実際にCTAを取得した方が行う事になっています。

限りある時間の中でこれらのプロセスを、持ち込み資料なしで進める必要があるため登壇されたCTAの方々は皆口をそろえてレビューボード後には疲労困憊になったと語るほどハードな試験のようです。

レビューボードに臨むに当たっては、シナリオの中に色々な要件が含まれているため、これらを出来るだけ完璧でなくとも網羅的に含めた上で自分なりのソリューションをプレゼンにまとめることが重要であること、Q&Aの受け答えに対してもオプションとトレードオフを意識することが重要など意見がレビューボードのジャッジの経験があるパネリストによって交わされました。またレビューボードは3人のジャッジによる合議によって受験者がCTAにふさわしいかを判断するため非常にフェアなしくみとなっているとの事でした。

CTAが思い描くアーキテクト像とは?

顧客の業務システムの中にどのようにSalesforceを組み込んでいくかについてのデザイン力、すなわちSalesforce+αの知識が求められる立場になるため、プログラムに対する興味を押さえつつシステム全体の動きを常に意識する必要があるとの事でした。Salesforceは万能なプラットフォームでは無いので、得意不得意も意識してどのような技術を取捨選択できるかが重要であるという言葉が印象に残りました。

表彰された認定テクニカルアーキテクトの方々

表彰された認定テクニカルアーキテクトの方々

この他、実際にCTAを取得してよかったことやTAコミュニティの活動、会場からの質疑応答など盛りだくさんなトピックに対して真摯に語ってくれたパネラーの皆様はとても輝いて見えました。このセッションは最後にCTAの方々の表彰で幕を閉じました。

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