~MA導入支援担当者による~
マーケティングオートメーション(MA)お気に入り機能ご紹介:Marketo編④チャネルの設定
技術コラム
~MA導入支援担当者による~
マーケティングオートメーション(MA)お気に入り機能ご紹介:Marketo編④チャネルの設定
今回はマーケティングオートメーション(MA) Marketoを運用していく中で感じている私のお気に入りポイントを紹介いたします。どのMAを導入しようかと検討中の担当者様のヒントになりましたら幸いです。
顧客を育成していく中で、便利なのがチャネルです。チャネルというのはマーケティング施策をチャネル単位(イベント、セミナー、メールなど)で管理するための機能です。チャネルを設定することで、施策に対して顧客が今どのステータスにいるかを把握することができます。
施策によって管理したい顧客のステ―タスは異なるでしょう。例えば、セミナーであれば、「申込み」「参加/欠席」「御礼メール送付」など、メール配信であれば、「開封」や「クリック」などです。このように、施策のチャネル単位でステータスを管理することができる便利な機能がチャネルです。
それでは早速、チャネルを設定していきます。
① マルケトの管理画面から「タグ」をクリックします。
② 新規作成から、新規チャネルをクリックします。
③ チャネルを設定します。
チャネルの名前を記入し、適用したいプログラムの種類を選びます。
次に、ステータスの定義を設定します。
【ステップ】ステップごとに数値を設定します。大きい値から小さい値へは戻れません。
例)「申込」をステップ10、「参加」をステップ20とした場合、ステータスを「参加」から「申込」に戻すことができません。戻す可能性がある場合は、同じ値にしておきます。
【成功】どのステータスまで到達したら「成功」と判断するかを決めます。ステータスだけでなく、「成功」の数で施策の効果を図ることもできます。
■ チャネルをプログラムに適用する
① 適用したいプログラムを開き、「セットアップ」タブへ移動します。既存のタグが設定されていますので、タグをクリックします。
② 先ほど作成したチャネル「育成」を選択します。
以上で、プログラムとチャネルの登録は完了です。
■プログラムメンバーにステータスを付与する
以下では、「メールをクリック」という行動をとったメンバーに対し、プログラムステータスを「クリック」に変更するという設定を行っています。
チャネルを選択しただけではステータスは付与されないので、別途プログラムのメンバーに対してステータスを付与する設定を行います。
スマートリスト:対象となる条件を設定
フロー:付与するステータスを指定
他にも付与したいステータスがあれば、同様に行います。スケジュールを有効化し、設定は完了です。
プログラムのメンバーがメールをクリックすると、ステータスが「メールクリック」に変わります。
これで、プログラムに所属する顧客がどのステータスにいるか確認できるようになりました。
チャネルはプログラムの効果をみるためには欠かせない機能です。ぜひ活用してみてください。
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