2022/06/03
【Online Profile】プロフィール返信通知メールと同時に届く「Salesforceメール確認」という件名の認証メールについて
■本件に関わる対象サービス・お客様
AppExchangeパッケージ「Online Profile」の有償版/無償版をご利用のお客様
※リニューアル版SmartViscaにもプロフィール交換機能を有しますが、リニューアル版SmartViscaご利用のお客さまは含まれません。
■背景
Spring ’22より、ユーザが Salesforce からメールを送信する際に、検証済みのメールアドレスを使用することが必須になりました。
Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.rn_sales_productivity_email_verification.htm&type=5&release=238
■お客さまへの影響
デフォルトの設定では、ゲストユーザがOnline Profileのプロフィール返信通知メールの差出人です。ゲストユーザのメールアドレスは未検証のため、Spring ’22より「Salesforceメール確認」という件名の認証メールが届くようになりました。
設定変更をせず、差出人メールアドレスをゲストユーザのアドレスのままにしておくと、Winter ’23 リリースの開始までに、プロフィール返信通知メールが送信できなくなる予定です。
■「Salesforceメール確認」という件名の認証メールを停止する方法
以下の手順で、返信通知メールの送信元メールアドレス変更をお願いいたします。
システム管理者による組織の設定変更のみが必要で、Online Profileを利用する各ユーザが設定変更をする必要はありません。
<「組織のアドレス」にメールアドレスを追加する>
- 設定ホーム画面より、クイック検索ボックスに「組織のアドレス」と入力して「組織のアドレス」をクリック。
- [ユーザが選択可能な組織のメールアドレス]の[追加]をクリック。
- 表示名を自由に入力。
- たとえば、Online Profileの用途とわかるように「Online Profile管理者」など
- メールアドレスは、メールを受信できる有効なメールアドレスを入力。
- システム管理者のメールアドレスやOnline Profileを使っているチームのグループメールアドレスなど、有効なメールアドレスなら何でも問題ございません。
- [選択したプロファイルにのみ送信元アドレスの使用を許可]を選択。
- プロファイル一覧から、システム管理者ユーザに割り当てているプロファイルを選択。
- [メールアドレス]に入力したアドレスに確認メールが届く。メールに記載のリンクをクリック。
参考資料:Salesforceヘルプ 組織のメールアドレス
https://help.salesforce.com/s/articleView?language=ja&type=5&id=sf.orgwide_email.htm
<返信通知メールの送信元アドレスを変更>
- 設定ホーム画面より、クイック検索ボックスに「メールアラート」と入力して「メールアラート」をクリック。
- メールアラート一覧から[受信プロフィール作成通知]の[編集]をクリック。
- [差出人メールアドレス]で、組織のアドレスに登録したメールアドレスを選択する。
- 保存する。
これで、プロフィール返信通知メールの差出人メールアドレス変更が完了です。
■いつまでに設定変更をすればよいですか
6月11日(APインスタンスのSummer ’22リリース前日)までに差出人メールアドレス変更設定を済ませた場合:「Salesforceメール確認」という件名の認証メールが届かなくなります。
Summer ’22リリースの詳細な日程はSalesforce Trustをご覧ください。
設定変更をせず、差出人メールアドレスをゲストユーザのままにしておくと、Winter ’23 リリースの開始までに、プロフィール返信通知メールが送信できなくなる予定です。