【Pardot活用Tips】完了アクションの使い方
~マーケティングオートメーションお気に入り機能ご紹介~
普段、Salesforce社が提供しているマーケティング・オートメーション(MA)Pardotを運用していく中で感じている私のお気に入りポイントを紹介いたします。どのMAを導入しようかと検討中の方やすでに運用している担当者様のヒントになりましたら幸いです。
今回はPardotの「完了アクション」という機能をご紹介いたします。「完了アクション」は、その名の通り見込客(Pardotでは見込客をプロスペクトと呼びます)が、対象となるフォームやファイル、メールなどに対して設定した条件に合致する行動を行った場合、自動で設定したアクションが実行される、というものです。
細かい制約はありますが、「メール」や「フォーム」といったアクティビティごとにアクションを設定できるというのが一番の便利ポイントです。
例えば「該当するメールを開封したらスコアを5点付与する」「
では実際にメールに完了アクションを設定してみましょう。今回は、メール配信後の完了アクションを例としてご説明します。
① マーケティング > メール > 新規リストメールの順にクリックし、[作成]エリアで、メールを作成します。(または、すでに作成したメールの編集画面を開きます)※テンプレートメールには完了アクションを設定できません
② [送信]エリアで送信元や件名などの必要事項を入力します。完了アクションは、画面の一番下にある[完了アクション]エリアにて設定します。
メールの場合、アクションを設定できるのは下記の3つです。
[1]プロスペクトがこのメールを開封した時
[2]プロスペクトがこのメールのリンクをクリックした時
[3]プロスペクトがこのメールで登録を解除(配信停止)した時
③ 次に、プロスペクトが指定の行動をした時に実行するアクションを設定します。
以下では、見込客(プロスペクト)がメールを開封した場合、メルマガAというリストに追加する、
さらに、メール内のリンクをクリックした場合、スコアを付与し担当営業に通知する、というアクションを設定しています。。
設定できるアクションはリストへの追加や削除の他、タグ付けや顧客担当者への通知など19種類あります(2017年10月現在)。[新しい完了アクションを追加]をクリックして、複数のアクションを設定することも可能です。
いかがでしたでしょうか。
プログラムを別途設定しなくても、対象のアクティビティを作成する際一緒に設定までできてしまう完了アクション、ぜひ活用していただければと思います。