【セミナーレポート】500社を支援する企業が語るSalesforce導入による経営効果と社内定着のコツ
イベントレポート
500社を支援する企業が語るSalesforce導入による経営効果と社内定着のコツ
先日7月3日(水)、クラウド上で手順書・マニュアルを作成・共有できる「Teachme Biz」を提供する株式会社スタディストとサンブリッジによる共催セミナーを開催いたしました。
Salesforceを導入し、営業活動の生産性や顧客満足度を大幅に高めることに成功する企業が着実に増えている一方で、社内で新しいツールの活用が浸透せず、定着させる方法を模索している企業も存在しています。そうした企業のご担当者様に向けて、Salesforceや関連アプリケーションを活用することでビジネスをどう変革できるのかという視点で大きく理解が進むセミナーとなりました。
第1部では、これまで500社・2000プロジェクト以上のSalesforce導入・活用支援を手掛けてきたサンブリッジから「Salesforceの基礎知識」をお話させていただきました。その導入・活用によって得られる経営効果を中心に、お客様事例のご紹介を交えながらこれからの企業のあるべき営業管理法についてお話し、第2部ではスタディスト社よりSalesforceを定着させるために重要となる点や、Salesforceを導入した企業だけが実感できるメリット、クラウド上でマニュアルを作成・管理できる「Teachme Biz」を活用した社員やアルバイトの教育・情報共有のノウハウについて、デモを含めてご紹介いただきました。
Salesforceで何ができるのか、またその活用で得られる経営効果とは
Excelやスプレッドシートを使って営業担当者が案件の見込度や進捗率を記載している企業が、今なお多く存在しています。そのような環境では、営業マネージャーや部門統括者から見て、各営業担当の稼働状況や商談状況を把握しづらくなってしまいます。サンブリッジでは、自社でのSalesforce運用例をもとに、商談の状況や次に営業担当がとるべきアクションを一目で把握できることを実際の画面をお見せしつつ解説いたしました。
実際に、サンブリッジではそうした運用を開始して以降、受注案件数を4年連続で130%以上成長させることに成功しており、Salesforce導入支援を行った企業様でも受注率が2倍かつ粗利額3倍になるなど、多くの成功例を生み出しているのです。
新しいツールは、なぜ定着化が難しいのか
セミナー後半は「Salesforceの定着化」をテーマとして、株式会社スタディスト 営業部 マネージャー西尾様から「Salesforce導入で成功した企業がどのように社内定着化を成功させ、さらには経営効果までつなげることができたのか」を解説いただきました。
多くの場合、新たなツールを導入した際には大量のページに文字がびっしり詰まったマニュアルを読み込んで理解を深める必要がありますが、やはりそれでは多忙なメンバーには読んでもらえず、活用が進まないといった展開になりがちです。社内研修などで教育を行った場合でも、ツールを使い続ける環境を作らないかぎり徐々に使い方を忘れてしまい、結局定着しないという結果になってしまうケースがあります。もしマニュアルがテキストばかりでなく、ビジュアルで操作方法を知ることができるのならば、定着化は大きく変わっていくことでしょう。
そこで、スタディスト社ではそうした課題をもつ企業に対し、動画と画像で直観的に伝えることができる「Teachme Biz」を用いたツールの定着化支援を行いました。
次世代のマニュアルは動画や画像で直観的に理解でき、作成も手軽にできるように
本セミナーでは、Teachme Bizのデモ実演により、画像や動画を用いたマニュアルがテキストのマニュアルに比べて格段に理解しやすいことを実感できる内容でした。さらに、マニュアル作成も画像や動画をスマートフォンで撮影してテキストを入れるだけで済むほか、外国人スタッフ用の英語版や中国語版などのマニュアルでさえも音声認識機能によって簡単に作成できるため、マニュアルを用意する工数も大幅に削減できる点を説明いただきました。
Teachme Bizはツール利用者が便利なだけでなく、手順書やマニュアルを作る教育者の負担も同時に下げることができるので、一挙両得のメリットがあるといえます。
実際に、Teachme Biz利用企業では数億円もの研修コスト削減につながった事例や、1ヵ月あたりの残業時間が前年度と比べて11時間削減された事例など、さまざまな経営効果が得られているとのことです。
Salesforceの理解度を深め、定着化を実現する「Teachme Biz for SFA」
Salesforce上で機能の使い方を調べることができる「Teachme Biz for SFA」は、実際にSalesforceを利用する側の疑問を即座に解決し、定着化を促進します。そしてSalesforce が早く定着すれば、業務効率化・生産性向上を実現でき、Salesforce を活用するメリットをユーザーが実感しやすくなります。最終的には、定着化の先にある経営効果の実感・企業と人材のさらなる成長へとつながっていきます。
自社内でSalesforceの活用が進まない、社員やアルバイトの教育にかかる工数やコストを削減したいという企業経営者様やご担当者様は、こうしたソリューションをご検討されてみてはいかがでしょうか。