2015年10月28日開催セミナーレポート「名刺管理とビジネス向けメッセンジャーを活用して、Salesforceをもっと促進、もっと活用!」
イベントレポート
2015年10月28日開催セミナーレポート「名刺管理とビジネス向けメッセンジャーを活用して、Salesforceをもっと促進、もっと活用!」
※本記事は2015年10月28日(水)に開催されましたco-meeting、サンブリッジ共催セミナーのレポートです。
モバイルの活用によって日々のビジネスが加速する――今回のSalesforceのモバイル活用セミナーでは「名刺管理とビジネス向けメッセンジャーを活用して、Salesforceをもっと促進、もっと活用!」をテーマに株式会社co-meeting取締役COOの矢野 貴明氏を迎えて行われました。
第1部:「名刺は会社の共有資産。Salesforce1でいつでもどこでも名刺情報を活用!」
株式会社サンブリッジ SmartVisca推進室
第1部はサンブリッジ SmartVisca推進室担当者による、9月にサンフランシスコで開催されたDreamforceのレポートから。
17万人もの来場者を世界から集客するそのスケールの大きさに始まり、イベント会場の雰囲気やDreamforceでのトピックスが紹介されました。
また鈴木はIoTやAnalyticsが注目される背景として、世界の90%のデータが今年1年で作られており誰もがPC並みのデバイスを持ち歩く時代となっており、大量データを集約して活用する必然性を述べ、Salesforceはそのためのプラットフォームとしてまとめました。
さらにSalesforceのプラットフォーム上で様々な業務に活用できるAppExchangeアプリケーションがあり、特に情報のインプットの面で活用できるのがSmartViscaであると説明、機能紹介の後に、蓄えられた情報を活用する手段としてco-meetingの矢野氏にバトンをタッチしました。
第2部「誰でも使えるメッセンジャーとSalesforceでフィールドワークが変わる」
株式会社co-meeting
取締役COO 矢野 貴明氏
第2部ではCu-hacker for SalesforceやCM KanbanBoard for SalesforceなどのAppExchangeアプリケーションを開発提供するCo-meetingの取締役COOの矢野 貴明氏が登壇し、同社の新しいSalesforce連携サービスであるBotDock for Salesforceを紹介しました。
2011年に創業された同社は、2014年のSalesforceハックチャレンジにて会議室予約サービス「AITA」が最優秀賞、Force.comアプリケーション#1を受賞するなど勢いのあるITベンチャー企業としてAppExchangeコミュニティの中でも日々存在感を増している会社です。
このセッションで矢野氏は「普段、LINEやFacebookメッセンジャーを利用していますか?」と問いかけ、現在利用されているSNS/コミュニケーションサービスや、年代別LINEの利用状況に触れ、LINEは老若男女に使われており、その大半はスマートフォンユーザーであると紹介、
- ビジネスにもっとスマホを使う
- だれでも使えるLINEの様なチャットUIを使う
- Salesforceをフィールドからもっと活かす
の3つをテーマに同社の新サービスBotDock for Salesforceとベースとなっている企業向けメッセンジャー「direct(ダイレクト)」の概要について説明しました。
LINEの様なdirectのチャットUIからBotとの対話によって必要なSalesforceの情報を手早く引き出せるデモはとても新鮮なもので、LINEを使い慣れているようなユーザーにとってはSalesforceを利用するハードルがグッと下がることと、管理者にとっては会社の重要な情報のやり取りを勝手にLINE等でやり取りされることを回避することが可能になるツールとして可能性を感じました。
最後に矢野氏はSmartVisca Botを紹介し、directのユーザーインターフェイスを用いて画像付き名刺情報へのアクセスするデモを紹介、これは「使ってみたい!」と思える機能でした。
セミナー終了後のアンケートからもSmartViscaと連携可能なビジネスチャットツールへの関心の高さを伺えるセミナーでした。