非対面、オンラインでの商談やイベントは今後も加速?Withコロナ、アフターコロナの営業・マーケティング活動へ向けて対策を急げ

技術コラム

プロダクトマーケティングマネージャー石川

非対面、オンラインでの商談やイベントは今後も加速?

プロダクトマーケティングマネージャー石川

こんにちは。
サンブリッジでSmartViscaという製品のプロダクトマーケティングマネージャーをしています石川です。

2020年から現在に至るまでコロナウイルスの猛威により社会を取り巻く環境は大きく変わりました。リモートワークの促進や人との接触を最小限に制限する企業も多く、企業の営業やマーケティング活動も大きな影響を受けています。

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが2021年に実施した「新型コロナウイルス感染拡大前後のBtoB企業のマーケティング活動」に関する調査結果によると、新型コロナウイルス感染拡大によってBtoB企業が受けたマイナスの影響のTOP3は「既存顧客の取引額減少」「既存顧客の取引数の減少」「商談・コミュニケーションの減少」で、4位以降も「取引先へ訪問できない」「新規顧客の取引額・数の減少」という結果となっており、既存・新規顧客ともに引き合いが減少している状況や、商談・訪問の機会が減少しているといった営業・マーケティング活動の苦境が明らかになっています。

ネオマーケティング「新型コロナウイルス感染拡大前後のBtoB企業のマーケティング活動」に関する調査結果※図:株式会社ネオマーケティングのリリースをもとの当社作成
https://neo-m.jp/investigation/2716/

リアルのイベント・展示会開催からオンライン・バーチャルイベントへ。

商談や引き合いが少なくなったことの要因の一つとして、自社サービスのPRの場であったイベントや展示会への影響が挙げられるでしょう。

緊急事態宣言下で大人数が集まるイベントや展示会の開催が軒並み中止や延期、縮小などに追い込まれたこともあり、これまで新規の見込客獲得をイベントや展示会に依存してきた企業は大きな痛手を受けたことと思います。事実、先述した調査結果でも約3分の1が「イベント・展示会の中止」をマイナスの影響として回答しています。

リアルでのイベントや展示会が開催できなくなったことから、オンラインでのイベント開催が一気に開催されるようになりました。同時に大規模オンラインイベントを開催するためのツールも急速に発展を続けています。

国内オンラインイベントツールではEventhubが先行

コロナ禍でリアルのイベントからいち早くオンラインイベントへと舵を切り成功した企業としてはEventhubがまず思い浮かびます。
Eventhubはイベントのページ、登録、データ分析など準備からアフターフォローまで行うことができるイベント管理ツールです。また、イベントの最も重要な目的である「顧客との接点」や「ビジネス創出につながる出会い」を最大化するコミュニケーション機能も多く備えています。

Eventhub画像:Eventhub Webサイトより(https://eventhub.jp/)

国内でどこよりも早くオンラインイベントのプロダクト開発に着手し、わずか数週間でベータ版の作成まで作り上げた当時のエピソードは以下のページで詳しく知ることができます。興味のある方には非常に面白いのでおすすめです。これからプロダクト開発に携わる方にもきっと参考になるはずです。

EventHub公式note「オンライン化で業界を牽引。オンラインイベント市場の魅力と、ポストコロナの世界を見据えて」
https://note.com/eventhub/n/ndbd7dc5b93b2

海外発のツールも続々と日本に上陸。今後は群雄割拠の時代に突入か?

リモートワークの促進などにより、オンラインでのコミュニケーションが求められる中で話題になったRemoは複数のテーブルが配置されたバーチャルな会場でイベントを開催できるのが特徴です。多くのWEB会議ツールでは大人数になってしまうと発言をできる人が限られ、リアルのように話したい人たちの会話に混じりに行くというようなことが難しいですが、Remoではテーブルを移動しながら参加者間で少人数での会話を楽しんだり、登壇者の講演を聞いたりなど、リアルのイベントに近い体験を行うことが可能です。

Remo
画像:Remo Webサイトより(https://jp.remo.co/)

これまで、バーチャル空間のコミュニケーションの場合、リアルのようにちょっと近くの会話を立ち聞きしたり、聞こえてきた遠くの会話に興味を持ち偶発的に新しい会話が生まれるというような体験ができないことが課題でした。
2020年末に資金調達も実施したoViceというサービスは、自分のアイコンに近いアイコンの声は大きく、遠いアイコンの声は小さく聞こえ、まるで現実の空間で話しているような感覚を味わうことができる点が大きな特徴です。近づくだけで簡単に会話ができる気軽さと直感的で簡単な操作、音質の良さなどが相まって急速に利用ユーザー数を増やしています。

oVice画像:oVice Webサイトより(https://ovice.in/ja/)

3Dの仮想空間をアバターが360度自由に歩き回れるイベントも登場

2020年6月には日本マイクロソフトが開発者向け年次イベント「de:code 2020」を仮想空間で開催しましたが、よりリアルに近い展示会場を再現したイベントプラットフォームも徐々に登場してきています。

decode2020
画像:株式会社FIXERリリースより転載
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000009536.html)

将来的にはオフラインとオンラインを融合したハイブリッド型のイベントも?

さらに、最近では会場に人が集って開催するリアルイベントと、バーチャルで実施するオンラインイベントを組み合わせたハイブリッド型のイベントも注目されてきています。
リアルが持つ一体感・臨場感の良さと、バーチャルの空間や場所を選ばずどこからでも参加できる良さなど、オフライン・オンラインそれぞれの良いところを取り入れたイベント開催への試みが徐々に広がってきています。
サンブリッジ当社でも、社内イベントをオフラインの会場と、オンラインのハイブリッドで開催したこともありますが、このような試みが今後も増え続けていくでしょう。

企業はオンライン空間でのコミュニケーション、顧客情報獲得へ向けて対策を

オンラインでのコミュニケーションは場所を選ばないため、移動時間の短縮や商圏の拡大などの明確なメリットが存在します。そのため、ワクチン接種が広がることで今後コロナは徐々に収束してくるかもしれませんが、一度広がったコミュニケーションの大きな変化は過去に完全に戻るということはないでしょう。
当社でも以前は地方の案件はお断りすることが多かったですが、現在ではWEB会議ツールなどの活用で地域、場所を問わず商談やお客様との打ち合わせを行うことができるようになりました。

イベントや展示会においても、バーチャルイベントの場合、来場者にとっては現地まで移動する出張費や時間を削減できたり、出展者側にとっても展示ブースの造作や設営費用を節約できたりとメリットがあるため、オンラインでのイベントも引き続き、形を変えて様々な進化を遂げていくことが予想されます。

今後もオフラインでのコミュニケーションがなくなることはないため、紙の名刺交換が消えることはあり得ないとは思いますが、同時にオンラインでのコミュニケーションにおいても同様のプロフィール交換、顧客情報の獲得手段は持っておく必要があります。

サンブリッジのSmartVisca(スマートビスカ)は紙の名刺だけではなく、オンライン名刺交換にも対応

SmartViscaはWithコロナ、アフターコロナのオンライン・オフラインが融合したニューノーマルにもしっかりと対応し、紙の名刺交換だけでなく、オンラインでの名刺交換を行うこともできる名刺管理から生まれた顧客データベースの構築・活用を支援するクラウドソリューションです。

SmartVisca
SmartVisca製品サイト:https://www.sunbridge.com/smartvisca/

オンラインのプロフィール交換機能では、自分だけでなく複数人のプロフィールをURLを発行して簡単に一括で送ることができ、お客様の情報もモバイルから名刺を撮影するだけで簡単に送り返してもらうことができます。

紙の名刺、オンライン名刺交換のどちらでも、獲得したお客様の情報は世界No1のCRMであるSalesforceのプラットフォームに格納され、世界水準のセキュリティのもと安全に管理することが可能です。

SmartViscaデモ画面

保存された名刺情報は高度な名寄せによって、既存の取引先(企業情報)や取引先責任者(担当者情報)を更新することに活用したり、新規で取引先や取引先責任者を作成するのに活用することができます。

SmartViscaを活用することでオフライン、オンラインでの出会いをどちらも逃さず、見込客に対してすぐにメールを配信したり、架電を行うなどの施策を行うことができるようになりますので、コロナ禍で需要が拡大したデジタルマーケティングもしっかりと支援いたします。

ピンチをチャンスに変えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組もう

コロナウイルスによる未曾有の危機も、変化を迅速にとらえ対策を行うことでチャンスに変えることができます。
テレワークやオンライン商談、オンラインイベントなどは今後も縮小することなく発展していくと考えられますので、オンライン空間でのコミュニケーションや顧客情報獲得にぜひSmartViscaをご活用ください。

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