Pardotによるリード育成と、チャットボットで取得した顧客ニーズを商談に活用して成約率3倍・受注貢献度3倍を達成

サイトに掲載する商品画像の撮影・編集・加工をすべて処理できる「フォトオートメーション」を提供するオービットブイユージャパン株式会社では、インサイドセールス部門の立ち上げに伴い、マーケティング効果の最大化とWebサイトにきた見込客を的確に取り込める仕組みが必要だった。チャットボットの構築とPardot導入・活用支援により、アポ獲得率3倍、受注貢献度3倍を達成した。
導入後の効果
- ニーズ把握により優良顧客から優先的にアプローチする仕組みができ、アポ獲得率が3倍に向上
- 展示会で獲得した名刺をSalesforce/Pardotに取込み、速やかにフォローできるようになった
- マーケティングから営業までの各フェーズで一貫した顧客ステータス管理ができるようになった
- 失注/休眠顧客へのリサイクルモデルが確立し、ボトルネックの可視化を実現した
商品画像の撮影・編集・加工を効率化する「フォトオートメーション」を提供

製品の細かな切り抜きも瞬時に処理
企業サイトやSNS、通販サイトなどに掲載する商品画像の撮影・編集・加工をすべて処理できる「フォトオートメーション」を提供するオービットブイユージャパン株式会社。 2018年5月に販売を開始した「ALPHAシリーズ」は、被写体の質感を細やかに表現できる照明機能や、不要な背景をわずか4秒で切り抜く機能を備えており、撮影技術を持たない企業でも簡単に使えるとして、大手EC企業をはじめ120社(2019年10月時点)が導入しており、現在もその数を伸ばしている。 今回は、そのフォトオートメーションにかかる営業とマーケティングの課題から、それらをどのように解決したのかを、オービットブイユージャパン株式会社の荒井氏と大原氏、アポロクリエイトホールディングス株式会社の井手氏にお話を伺った。
営業活動の効率化とマーケティング効果の最大化が急務となっていた
オービットブイユージャパンでは、新規問い合わせや案件の対応で営業担当者の手がいっぱいになってしまい、失注・離脱した顧客のフォローをすることが難しい状況にあった。加えて、インサイドセールス部門の立ち上げに伴い、マーケティング効果を最大限高めることが求められていた。また、Webサイトに訪問した見込客を的確に取り込むためのコンテンツや仕組みが不足しており、商談機会の損失が生じていることを感じていたという。 そうした商談機会の損失防止と、顧客ニーズの可視化を実現するためにチャットボットとPardotの導入を決定した。
Chatによるカジュアルなタッチポイントの構築から失注・離脱顧客の再育成、リサイクルするしくみで商談機会を自動創出する”The Model”を構築
フォトオートメーションのWebサイト上にWeb商談やチャットボットなどの手軽にコミュニケーションをとれる接点を新たに設けたことにより、お問い合わせフォームの手前で見込客を逃してしまうリスクを軽減。展示会で獲得した名刺を、サンブリッジが提供する名刺管理「SmartVisca(スマートビスカ)」を用いてSalesforceに迅速・正確に取り込み、Pardotとシームレスに連携させることで、イベント開催後すぐにインサイドセールスから見込客にアプローチができるようにもなった。さらに、商談や受注に至らなかった見込客も再度興味喚起できる育成シナリオをPardotを用いて設け、次なる商談機会を創出できる”The Model”のしくみをサンブリッジが全体的に設計・構築を行った。
-Pardotとチャットボットを実際に使ってみて、いかがでしたか?
大原氏:Pardotのプロスペクトアクティビティでお客様のサイト閲覧履歴や行動が解るようになったうえ、Sales Cloudと連携させることで、どのお客様にどのタイミングでアプローチすべきかが明確になった結果、アポ獲得率が3倍に向上しました。 この仕組みでお客様のニーズをあらかじめ把握できるようになったことで、商談成約率も上がり、導入前の3倍にまで高まったんです。チャットボットもシンプルな設計・シナリオにしていただいたので、迷うことなくすぐに理解でき、スムースに運用を開始できたのでとても助かりました。

オービットブイユージャパン株式会社 大原 祐太 氏
-プロジェクトが始まってからの感想を聞かせてください。
井手氏:サンブリッジさんはPardotとSalesforceどちらもできるスキルセットを持っているので、こちらが解らないことに的確に対応してくれて、欲しい内容をクイックに社内で共有できました。おかげさまでプロジェクトはオンスケジュールで進めることができました。

アポロクリエイトホールディングス株式会社 井手 竜平 氏
-サンブリッジを選んでいただいた理由を教えてください。
荒井氏:当初はPardotを主体にやりたいと考えていましたが、Pardotをフル活用するためにはSalesforceと連携させた顧客管理が重要だとサンブリッジさんからご提案を受け、マーケティングオートメーション単体ではなく、チャットボットや名刺管理も含めて総合的にプランニング・提案してくれたこと、そして弊社のビジネスを深く理解して一緒に考えてくれたり、僕たちに合わせて細やかに動いてくれたことが主な理由です。加えて、ただツールを入れて終わりではなく、どう活用していくかが大事だということで戦略から提案していただけたので、お願いすることにしたんです。

オービットブイユージャパン株式会社 荒井 裕希 氏
サンブリッジ 堀江:運用フェーズまでしっかり考えて成果にコミットすること、スケールさせる施策を貴社と同じ目線で一緒に考えていくことをサンブリッジでは重視しています。
企業情報
本社:東京都品川区西五反田 7-22-17 TOCビル8階35号室
設立:2017年11月
代表取締役:鳴海 千尋
社員:20名(2019年10月時点)
※本文中の企業データ・所属・役職は取材時点の情報に基づき記載しています。
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