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SalesforceとAWSの連携方法|目的別7パターンと選び方

「Salesforceの顧客データを分析や生成AIに使いたい」「AWS上の基幹データをSalesforceの画面で確認したい」と考えたとき、SalesforceとAWSの連携方法は1つではありません。

結論から言うと、SalesforceとAWSの連携方法は「何をしたいか(目的)」で決まります。代表的な組み合わせは次のとおりです。

  • データ転送・バックアップ:Amazon AppFlow(設定だけでデータを自動コピーする)
  • 業務の自動化:Salesforce Event Relay × Amazon EventBridge(Salesforceでの更新を合図に、ほかのシステムの処理を自動で動かす)
  • データの統合・分析:Data 360(旧Data Cloud)のゼロコピー(データをコピーせず、元の場所に置いたまま使う)
  • 生成AI:Agentforce × Amazon Bedrock(SalesforceのAIエージェントに、AWSの生成AIモデルを使う)
  • 電話対応(コンタクトセンター):Amazon Connect Customer × Salesforce Voice(クラウド型の電話システムとSalesforceを1つの画面にまとめる)

本記事では、SalesforceとAWSを連携するメリット、目的別の7つの連携パターン、自社に合う方式の選び方、進め方と注意点を、SalesforceとAWSの両方を支援するサンブリッジの視点で解説します。

なお、「ゼロコピー」「PoC」「閉域接続」などの専門用語は、本文の中で意味をかんたんに補足しています。コンタクトセンターの業務に置き換えた例も添えているので、IT部門以外の方も、そのままお読みいただけます。

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<本資料で分かること>

  • 特定業務向けソリューション
  • 業務自動化、データ基盤、顧客接点(CX)などの支援領域
  • 導入事例
目次

SalesforceとAWSの連携とは

SalesforceとAWSの連携とは、顧客接点を担うSalesforceと、データ基盤やAIを担うAWSを組み合わせ、それぞれのデータや機能を一緒に使えるようにすることです。まずは両者の役割の違いと、SalesforceとAWSの提携の経緯を確認しましょう。

SalesforceとAWSの役割の違い

SalesforceとAWSの役割の違い

Salesforceは、顧客・商談・問い合わせ(ケース)など、顧客接点の情報を管理するCRM(顧客管理システム)です。営業・マーケティング・カスタマーサービスの担当者が日々使う「業務の画面」を担います。コンタクトセンターでいえば、オペレーターが顧客情報や対応履歴を確認・記録する画面にあたります。

一方のAWS(Amazon Web Services)は、サーバー、データベース、データ分析、AI、コンタクトセンターなどのサービスを提供するクラウド基盤です。大量のデータをためて分析したり、独自のシステムやAIを動かしたりする「裏側の基盤」を担います。

SalesforceとAWSを連携すると、Salesforceにある顧客データと、AWS上にある基幹データ・ログ・AIを組み合わせて使えるようになります。

SalesforceとAWSの提携の経緯

両社の協業は、2016年にSalesforceがAWSを「優先パブリッククラウドインフラプロバイダー」に選んだことが起点です。当時は、海外でのインフラ拡大を進めるために、SalesforceがSales CloudやService Cloudなどの主要サービスの稼働基盤としてAWSを使う、という関係でした。

その後、両社は「顧客がSalesforceとAWSを組み合わせて使う」ための製品づくりへと関係を広げ、2021年6月には、SalesforceとAWSのデータを安全にやり取りする仕組みや、両方のサービスを使った開発ツールなど、提携の拡大を発表しました。

2026年9月の発表では、「AIエージェントが役に立つかどうかは、使えるデータの範囲で決まる」という考え方のもと、データを移さずにAIから使える仕組みや、音声AIの連携が拡大されました。

このように、SalesforceとAWSの関係は「SalesforceがAWSを基盤として使う」関係から、「顧客が両社のサービスを組み合わせて使う」ための提携へと広がってきました。本記事で紹介する連携の仕組みの多くは、こうした提携の中で整備されてきたものです。

SalesforceとAWSを連携する5つのメリット

SalesforceとAWSを連携すると、データ活用や業務の自動化だけでなく、セキュリティや調達の面でもメリットがあります。ここでは、代表的な5つのメリットを紹介します。

① 顧客データと基幹システム・大量データを合わせて活用できる

Salesforceの顧客データと、AWS上の購買履歴・利用ログ・基幹データを組み合わせることで、顧客ごとの状況をより正確に把握できます。営業やサポートの担当者は、必要な情報をSalesforceの画面で確認できるようになります。

② システム間の業務を自動化できる

「商談が成立したら請求システムに登録する」といった処理を、Salesforceの更新をきっかけに自動で動かせます。システム間のデータの手入力や転記をなくし、入力ミスや対応漏れを防げるのです。

③ 生成AIや機械学習を業務に組み込める

Amazon Bedrockなど、AWSの生成AI・機械学習サービスをSalesforceの業務と組み合わせられます。Agentforceで利用するAIモデルとして、Amazon Bedrock上のモデルを選ぶこともできます。

④ インターネットを経由しない接続でセキュリティを高められる

Salesforce Private Connectを使うと、SalesforceとAWSの間の通信をインターネットを経由せずに行えます。そのため金融業など、通信経路の要件が厳しい業界でも連携を検討しやすくなります。

⑤ 調達と請求をまとめられる

AWS MarketplaceといったオンラインストアでSalesforce製品を購入すると、AWSの請求をまとめて支払えます。契約や支払いの窓口を整理したい企業に向いています。

目的別:SalesforceとAWSの連携パターン7選

SalesforceとAWSの連携方法は、目的によって次の7つに整理できます。

① データの転送・定期バックアップ

使うサービス:Amazon AppFlow(AWS)

Amazon AppFlowは、SalesforceとAWSの間のデータ転送を、プログラムを書かずに設定できるAWSのサービスです。Salesforceの取引先や商談などのデータを、Amazon S3(データの保管場所)やAmazon Redshift(大量のデータを分析するためのデータベース)へ転送できます。実行のタイミングは、スケジュール(定期実行)、Salesforce上のイベント、手動から選べます。

向いている用途:商談データを毎日AWSの分析基盤に送る、Salesforceのデータを定期的にS3へ保存するなど

コンタクトセンターでたとえると:問い合わせ対応の記録(ケース)を、定期的に自動でAWS側へ送って蓄積し、あとから分析に使えるようにするイメージです。

② イベント駆動の業務自動化

使う機能・サービス:Salesforce Event Relay(Salesforce)× Amazon EventBridge(AWS)

Salesforce Event Relayは、Salesforceで発生したイベント(プラットフォームイベントや変更データキャプチャといった、データの追加・変更を知らせる通知)をAmazon EventBridge(イベントを受け取り、処理先へ振り分けるAWSのサービス)へ送る仕組みです。AWS側では、受け取ったイベントをきっかけにAWS Lambda(サーバーを用意せずにプログラムを動かせるサービス)などの処理を動かせます。逆方向として、AWS側からSalesforceへイベントを送る構成も取れます。

向いている用途:商談が「成立」になったら請求システムに自動登録する、ケースが作成されたら社内チャットに通知するなど

コンタクトセンターでたとえると:問い合わせ(ケース)が登録されたことを合図に、担当チームのチャットへ自動で知らせるイメージです。「イベント」とは、このように「システムの中で起きた出来事」のことです。

③ AWS上のデータをSalesforce画面で参照

使う機能・サービス:Salesforce Connect(Salesforce)× Amazon Athena/Amazon DynamoDB(AWS)

Salesforce Connectは、外部のデータをSalesforceにコピーせず「外部オブジェクト」(外部のデータを、Salesforceのデータのように見せるための仕組み)として画面に表示する機能です。Amazon Athena(Amazon S3のデータを検索・集計できるサービス)用やAmazon DynamoDB(AWSのデータベースサービス)用のアダプタ(接続用の部品)が用意されており、AWS上のデータをSalesforceの画面から参照できます。

向いている用途:AWS上に保存している購買履歴やIoTデータを、取引先の画面で確認するなど

コンタクトセンターでたとえると:オペレーターが問い合わせ対応の画面を開いたまま、AWSに保存されている購買履歴やご利用状況も、同じ画面で確認できるイメージです。

④ データの統合・分析

使う機能・サービス:Data 360(旧Data Cloud)のゼロコピー(Salesforce)× Amazon Redshift/Amazon S3(AWS)

Data 360のゼロコピー連携(データをコピーせず、元の場所に置いたまま参照して使う連携方式)を使うと、Amazon Redshiftなどのデータを、Data 360へ複製せずに参照・活用できます。2026年9月には、Amazon S3上のIcebergテーブルやAmazon Aurora、Amazon RDSへの対象拡大も発表されています。

向いている用途:AWSのデータ基盤にある購買・行動データとSalesforceの顧客データを統合し、セグメント作成や分析に使うなど

コンタクトセンターでたとえると:顧客台帳を別のシートに書き写さず、元の台帳をそのまま開いて見るようなものです。通話や問い合わせの履歴と購買データを、コピーの手間なく突き合わせて分析できます。

Data 360の機能については「Data 360/Data Cloudとは?機能と事例を解説」で詳しく紹介しています。

⑤ 生成AI

使う機能・サービス:Agentforce(Salesforce)× Amazon Bedrock(AWS)

Agentforceでは、利用するAIモデルとして、Amazon Bedrock上のモデル(Anthropic社のClaudeなど)を選べます。AWS側でも、Amazon Bedrockを使って社内データを参照するAIを構築し、Salesforceの業務と組み合わせられます

向いている用途:問い合わせ対応や営業支援のAIエージェントに、用途に合ったモデルを使うなど

モデルの選び方は「Amazon Bedrockモデル比較|RAG・チャットボット用途での選定ポイントとおすすめモデル」をご覧ください。

⑥ コンタクトセンター

使うサービス・機能:Amazon Connect Customer(AWS)× Salesforce Voice(Salesforce)

AWSのクラウド型コンタクトセンター「Amazon Connect Customer」は、Salesforce公式の連携機能「Salesforce Voice(旧 Service Cloud Voice)」を使うことで、独自の開発なしにSalesforceと連携できます。着信と同時に顧客情報を表示したり、通話の記録や要約をSalesforceに自動で残したりできます。

連携方式や進め方は「Amazon Connect CustomerとSalesforceの連携方法」で詳しく解説しています。

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<本資料で分かること>

  • Amazon Connect Customerの全体像
  • 機能と画面イメージ
  • Salesforceなど外部システムとの連携と導入事例

⑦ 閉域接続

使う機能・サービス:Salesforce Private Connect(Salesforce)× AWS PrivateLink(AWS)

Salesforce Private Connectは、AWS PrivateLink(AWSの専用接続サービス)を使って、SalesforceとAWSの間の通信をインターネットを経由せずに行う機能です。①〜⑤の連携と組み合わせて、通信経路のセキュリティを高めるために使います。

向いている用途:金融・医療など、データをインターネットに出さない要件がある業界での連携など

コンタクトセンターでたとえると:閉域接続とは、インターネットを経由せず、専用の通信経路でシステム同士をつなぐことです。通話内容や個人情報を扱うコンタクトセンターで、データがインターネットに出ないようにしたい場合などに検討します。

SalesforceとAWSの連携方式の比較と選び方

7つの連携パターンのうち、どれを選ぶべきかは目的と要件によって変わります。選び方は、「目的で候補を絞る」→「要件で比べて確かめる」の2段階です。ここでは、候補を絞るための判断フローと、要件を確かめるための3つの判断軸・比較表を紹介します。

目的で候補を絞る方法

まずは「何をしたいか」から、候補となる連携方式を選びます。

やりたいこと候補となる連携パターン使う機能・サービス
Salesforceのデータを定期的にAWSへ移したいデータの転送・定期バックアップAmazon AppFlow
Salesforceの更新をきっかけにAWSの処理を動かしたいイベント駆動の業務自動化Salesforce Event Relay × Amazon EventBridge
AWSのデータをコピーせずSalesforceの画面で見たいAWS上のデータをSalesforce画面で参照Salesforce Connect × Amazon Athena/Amazon DynamoDB
CRMとAWSの大量データを統合して分析したいデータの統合・分析Data 360のゼロコピー × Amazon Redshift/Amazon S3
Agentforceで使うAIモデルを選びたい生成AIAgentforce × Amazon Bedrock
電話対応とCRMを一体化したいコンタクトセンターAmazon Connect Customer × Salesforce Voice
インターネットを経由せずに通信したい閉域接続Salesforce Private Connect × AWS PrivateLink

目的が複数ある場合は、当てはまる方式をすべて候補にします。

3つの判断軸で連携方式を比較する方法

候補を絞ったら、次の3つの判断軸で、自社の要件に合うかを確かめます。

  1. データの向き:Salesforce→AWS、AWS→Salesforce、双方向のどれか
  2. リアルタイム性:イベントが起きたらすぐ連携するのか、1日1回などのまとめた転送でよいのか、参照できれば十分なのか
  3. 開発方法:設定だけで済ませたいのか、プログラムを書いて柔軟に作り込むのか

3つの判断軸で、7つの連携パターンを比較すると次のとおりです。

スクロールできます
連携パターン使う機能・サービスデータの向きリアルタイム性開発方法
① データの転送・定期バックアップAmazon AppFlow双方向定期実行・イベント実行ノーコード(設定のみ)
② イベント駆動の業務自動化Salesforce Event Relay × Amazon EventBridge双方向リアルタイム設定+AWS側の処理開発
③ AWS上のデータをSalesforce画面で参照Salesforce Connect × Amazon Athena/Amazon DynamoDBAWS→Salesforce(参照)参照時に取得設定中心
④ データの統合・分析Data 360のゼロコピー × Amazon Redshift/Amazon S3双方向(複製なし)参照時に取得設定中心
⑤ 生成AIAgentforce × Amazon BedrockSalesforce→AWSのモデルリアルタイム設定+必要に応じて開発
⑥ コンタクトセンターAmazon Connect Customer × Salesforce Voice双方向リアルタイム設定中心(Salesforce Voiceで連携)
⑦ 閉域接続Salesforce Private Connect × AWS PrivateLink双方向(通信経路)―設定中心

実際の案件では、1つの方式だけで完結することは少なく、複数の方式を組み合わせます。たとえば「AppFlowでSalesforceのデータをS3に集め、Bedrockで分析し、結果をSalesforceに戻す」といった構成です。目的とデータの流れを最初に整理しておくことが重要です。

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<本資料で分かること>

  • 特定業務向けソリューション
  • 業務自動化、データ基盤、顧客接点(CX)などの支援領域
  • 導入事例

SalesforceとAWSの連携を進める5ステップ

SalesforceとAWSの連携は、方式を決めてすぐに構築するのではなく、目的の整理から運用体制づくりまで段階を踏んで進めることが大切です。ここでは、連携を進める5つのステップを順に解説します。

SalesforceとAWSの連携を進める5ステップ

STEP1:連携の目的と対象データを決める

「何のために」「どのデータを」「どの方向に」連携するかを決めます。目的があいまいなまま方式から選ぶと、使われない連携ができてしまいます。業務部門と情報システム部門で、連携後の業務の流れを先に描いておきましょう。

STEP2:要件に合う連携方式を選ぶ

データの向き・リアルタイム性・開発方法の3つの観点で方式を選びます。データ量や実行頻度によって、API(システム同士がデータをやり取りするための窓口)の使用量や費用が変わる点も確認しましょう。

STEP3:セキュリティ・権限・ネットワークを設計する

連携に使うアカウントと権限、認証の方式、通信経路を設計します。連携用のユーザーには、必要な項目だけにアクセスできる権限を付けるのが基本です。

STEP4:PoC・構築・テスト

まずは小さな範囲で検証してから、本番の構築に進みます。この検証をPoC(Proof of Concept:本番導入の前に、実現性や効果を確かめる試行)と呼びます。コンタクトセンターであれば、特定のチームや問い合わせの種類に絞って試すイメージです。結合テストでは、正常な連携だけでなく、エラーが起きたときの再実行や通知まで確認します。

STEP5:運用・監視体制を確立する

本番稼働後は、APIの使用量や連携エラーを監視します。SalesforceとAWSのどちらで障害が起きたかを切り分けられるよう、担当範囲と連絡の流れを決めておきましょう。

SalesforceとAWSを連携する際の5つの注意点

SalesforceとAWSの連携では、2つのサービスにまたがるからこそ起こりやすい問題があります。構築後に慌てないよう、設計の段階で押さえておきたい5つの注意点を紹介します。

① SalesforceのAPIの使用量の上限

Salesforceでは、エディションやライセンス数に応じて、24時間あたりに使えるAPIの量に上限があります。データ量が多い連携や実行頻度の高い連携では、上限に近づかないよう、まとめて処理する設計や監視が必要です。

② データ量に応じた費用

AWSのサービスの多くは、データ量や実行回数に応じた従量課金(使った分だけ支払う料金体系)です。連携するデータ量と頻度から、事前に費用の目安を試算しておきましょう。

③ 認証・アクセス権限の管理

SalesforceとAWSの両方に連携用の認証情報と権限が必要です。権限を広く付けすぎないこと、認証情報を安全に管理することが重要です。

④ エラー処理の設計

通信の失敗やデータの不整合は、一定の確率で起こります。エラー時の再実行、担当者への通知、データの照合の方法を設計段階で決めておきます。

⑤ 運用時の責任範囲

SalesforceとAWSにまたがる連携では、障害時に「どちらの問題か」の切り分けに時間がかかりがちです。運用開始前に、各システムの担当者と対応の流れを決めておきましょう。

AWS MarketplaceでSalesforceを購入するメリット

2024年10月から、日本のAWS MarketplaceでもSalesforce製品を購入できるようになりました。AWS Marketplaceで購入すると、Salesforceの費用をAWSの請求にまとめて支払えます。

また2026年9月には、AWSとの間で契約している支出コミットメント(一定額の利用を約束する契約)に、Agentforceを含むSalesforce製品の購入を充当できることが発表されています。適用の条件は契約内容によって異なるため、お気軽にお問合せください。

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SalesforceとAWSの連携でサンブリッジが支援できること

サンブリッジは、AWSアドバンストティア サービスパートナーであり、Salesforceの認定コンサルタントも在籍しています。SalesforceとAWSの両方の知見をもとに、連携の設計から構築、運用までを一貫してご支援します。

システムコストを約3割削減した事例

CTIのシステムコストを約3割削減した事例のシステム全体像(Amazon ConnectとSalesforceの連携構成図)
システム全体像(金融・保険業界 T社)

金融・保険業界のT社では、ユーザー数に応じて課金される既存のCTIツールの費用が高いことや、通話内容の要約がオペレーターの負担になっていることが課題でした。

サンブリッジは、従量課金のAmazon Connect CustomerへCTIをリプレイスし、Salesforce VoiceでSalesforceと連携しました。あわせて、Amazon S3、Amazon Kinesis、AWS Lambda、Amazon EventBridgeを組み合わせて通話データを扱う仕組みを構築し、Agentforce Serviceによる対応履歴の自動要約も取り入れています。

その結果、CTIのシステムコストを約3割削減し、問い合わせ後の後処理業務を効率化しました。

SalesforceとAWSの連携に関するよくある質問(FAQ)

SalesforceとAWSの連携について、検討段階でよくいただく質問とその回答をまとめました。

Q1. SalesforceとAWSの連携にプログラミングは必要ですか?

連携方式によります。Amazon AppFlowやSalesforce Connect、Data 360のゼロコピー連携は、設定を中心に連携できます。一方、Event Relayで受け取ったイベントをもとに独自の処理を動かす場合は、AWS Lambdaなどでの開発が必要です。どこまで開発が必要かは、連携の目的やデータ量によって変わります。サンブリッジでは、要件を伺ったうえで、設定で済む範囲と開発が必要な範囲を整理し、自社に合う構成をご提案します。

Q2. 既存の基幹システムも含めた3つのシステム間で連携できますか?

可能です。AWSを中継の基盤として、Salesforceと基幹システムのデータをやり取りする構成が取れます。データの流れと各システムの役割を整理したうえで、方式を選びましょう。サンブリッジはSalesforceとAWSの両方を支援しているため、基幹システムを含めたデータの流れの整理から構築・運用まで、まとめてご相談いただけます。

Q3. SalesforceをAWS Marketplaceで購入するにはどうすれば良いですか?

AWS MarketplaceでSalesforce製品を選び、AWSアカウントから購入手続きを行います。これからSalesforceやAWSの導入を検討し、購入方法や既存の契約との関係を整理したい場合は、サンブリッジにご相談ください。サンブリッジは、SalesforceとAWSのライセンス販売から導入・連携の支援まで行っています。

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まとめ

SalesforceとAWSの連携方法は、「何をしたいか」で決まります。

  • データ転送・バックアップならAmazon AppFlow
  • 業務の自動化ならEvent Relay × EventBridge
  • AWSのデータを画面で見るならSalesforce Connect
  • データの統合・分析ならData 360のゼロコピー
  • 生成AIならAgentforce × Amazon Bedrock
  • 電話対応ならAmazon Connect Customer × Salesforce Voice
  • 閉域接続ならPrivate Connect

実際には複数の方式を組み合わせることが多いため、目的とデータの流れを最初に整理し、セキュリティや運用まで含めて設計することが成功のポイントです。

SalesforceとAWSの連携をご検討の際は、両方を支援できるサンブリッジにご相談ください。

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