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2016/07/08

  • Marketo(マルケト)
  • マーケティングオートメーション

Marketoの新しいメールエディターを実際に使ってみました



アメリカ本国では2016年春リリースで発表された新メールエディターが最近ついに日本の環境でも利用できるようになりました。
そこで今回は新しいメールエディターを実際に使用してみた感想をお伝えします。
これまでのバージョンからどのように改善されたかについても解説いたしますので、Marketoの導入を検討されている方もご参考になれば幸いです。

実際に使ってみた総論としては「使い勝手がこれまでよりも大幅に向上し、ハイクオリティなメールが誰でも作成できるようになった」と感じました。
以下にその詳細について解説いたします。

テンプレートが用意され面倒なメールテンプレートの作成が不要に

これまでもMarketoはメールテンプレートの提供を行ってきましたが、カスタマイズするにはコーディングの知識が必要であったりと、マルケトが目指すマーケターだけで使えるツールとしては不十分なものでした。
しかし、今回のアップデートでは後述するモジュールというコンテンツを簡単にカスタマイズ可能にする機能を備えたメールテンプレートが予め複数用意され、メール作成プロセスの中にテンプレートの選択が組み込まれるようになりました。

メールの新規作成を選択すると、「テンプレートピッカー」というテンプレートの選択画面がまず立ち上がります。(図1)ユーザーはどのテンプレートを使用するか選ぶだけなので操作は至ってシンプルです。

図1

図1

2016年7月7日現在でテンプレートは19種類用意されており、年内もこの数は増え続けると発表されています。

メールテンプレートはすべてマルチデバイスに対応していますので、PCやタブレット、モバイルのどのチャネルでも表示崩れを心配することなくハイクオリティなデザインのメールを作成することができます。
メールテンプレートを作成するためのコードの書き方も公開されていますので、自社のオリジナルテンプレートを作成することも可能です。

メール作成は画像を選択し、本文を書き換えるだけ
モジュールでコンテンツのレイアウトも自由にカスタマイズ

 

図2

図2

図2は新しいメール編集画面です。
画像エリアやテキストエリアが予め区切られているので、ユーザーは画像エリアをクリックして使用したい画像を選択し、テキストエリアの本文を書き換えるだけで簡単にトピックを作成することができます。

注目すべきはモジュールという機能によってレイアウトを自由にカスタマイズできるようになったことです。
これまではメールによってトピックの数が違ったりレイアウトが違ったりするときには、そのパターン分テンプレートを予め作成しておく必要がありました。テンプレートの作成はHTMLなどで行いますので、コーディングの知識が必要になります。そのためテンプレートの作成ごとに制作会社やコーディングのわかる部門に依頼する必要がありました。

今回のアップデートにより、例えば画像を追加したいときには右側のモジュールタブから「image」のモジュールをドラッグ&ドロップで好きな場所に配置するだけで新しい画像エリアを追加できます。
同じ要領でテキストとボタンをドラッグ&ドロップで追加すれば、簡単に新しいトピックの出来上がりです。
ありがたいことに2カラムのモジュールも用意されています。

 

図3

図3

また、各モジュールは変数を変更することで背景色を変えたり、ボタンのサイズやスペースの幅を変更したりすることができます。(図3)

新たに追加されたプレヘッダー機能でメール受信者の開封を促進

今回のアップデートからメール設定の中に「プレヘッダー」機能が追加されました。(図4)
プレヘッダーで設定した文章は図5のようにメールタイトル横に表示されます。この機能をうまく活用することができれば、メールの内容を開封なしに伝えることができるので受信者のメール開封を促進することができるでしょう。

 

図4

図4

 

図5

図5

また、新しいメールエディターではダイナミック機能が強化され、セグメントによってタイトルや中身のコンテンツをパーソナライズして配信することができます。
しかし、メール自体は同一のメールですので、効果があったのかどうか開封率やクリック率の違いを比較することができません。Marketoは簡単にコンテンツを複製する機能がありますので、メールを複製してセグメントによって別々のメールを出し分けた方が、若干の手間は増えますが効果検証まで考えると良い方法と言えるでしょう。そのため、ダイナミック機能に関しては有効であるかは疑問が残ります。

いかがだったでしょうか。
私見では、これまでフォームやランディングページのエディターに比べてメールエディターは若干使いづらさを感じていましたが、今回のアップデートで操作性は大幅に改善されたと感じました。
制作会社などに依頼するだけの予算がとれない中小企業であっても、クオリティの高いメールを以前よりも更に簡単に作成することができるようになったと思います。
今回のメールエディターのアップデートによりメール作成の負荷が軽減され、デジタルマーケティングの要であるメールマーケティングにおいて、より多くの施策を回していくことができるようになるのではないでしょうか。


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