ブログ

HOMEブログ > コンテンツマーケティング トレンド予測 2017

2016/09/28

  • マーケティング業務・知識・用語

コンテンツマーケティング トレンド予測 2017



つい先日まで東京は残暑がまだまだ続いていると感じていましたが、気づけば今年も残りあと3か月。
予定していたタスクが終わらない…とい感じている方もいるのではないでしょうか。
一方海外では、マーケティング関連のブログにて早くも来年(2017年)のトレンド予測の記事が出始めています。

そこで今回は、そのなかからコンテンツマーケティングで有名なContents Marketing Instituteおよび、米国の数々のマーケティングベンダーにコンテンツを提供しているWrittentのブログより、コンテンツマーケティングに関するトレンド予測をいくつかご紹介したいと思います。

■コンテンツはよりパーソナライズに

Writtentでは、マーケティング分野のエキスパート25人による、2017年のコンテンツマーケティングトレンド予測トップ3が掲載されています。
そのなかで多かったコメントの一つが「コンテンツのパーソナライズ化」です。

“Content that is created and focussed as much as possible on specific people and personas. This allows the content to be of as much value as possible to the readers.”*1
コンテンツは可能な限り特定の人物やペルソナに向けた内容となり、読者にとっても価値あるものとなる。

By Adrian Cordiner, the director of Digital Rhinos  and Prozely

“(略)so people will direct their focus towards narrower niches, personalized content, more targeted channels, where they’ll get lower volume but higher quality engagement.”*2
(規模の小さい企業などコンテンツの作成量には限界があるという前置きの後)ニッチでパーソナライズ化されたコンテンツ、ターゲットを絞ったチャネルにフォーカスしていくだろう。対象者は減少するが高いエンゲージメントを期待できる。

By Aaron Agius, a marketer, web strategist, and entrepreneur

“Brands will start to target content down to individual preferences, desires, and interests.”*3
企業は、各個人の好み・欲求・興味に合わせたコンテンツを目標とするようになるだろう。

By Michael Brenner, Marketing Insider Group

コンテンツに限らず、マーケティング施策はパーソナライズ化することでより効果が期待できると考えられます。
日本ではコンテンツマーケティングはまだ発展途上だと思いますが、ある程度運用開始フェーズが終わった企業では、次の課題はコンテンツのパーソナライズ化になるのではないでしょうか。
とはいえ、パーソナライズ化するためには、適切なセグメント(ターゲット)ごとのコンテンツが必要となり、データの精度やコンテンツ作成人員の問題などにより、なかなか難しいのが実情かもしれません。

■動画コンテンツの強化

“It doesn’t take “Chewbacca Mom” to show us how big and important using video and having a visual storytelling strategy are. But, most brands are still hanging their video strategy on the viral video, instead of building a process and organization around the ongoing delivery of valuable information through video.”*4
ビデオや視覚的な説明が重要な戦略であることは言うまでもないが、ほとんどの企業はまだ口コミ動画に依存し、自社での動画コンテンツ戦略を形成できていない。

By Joe Pulizzi, Contents Marketing Institute

Live Video will be integral to a true connection with your audience.*5
ライブビデオは視聴者と真につながりをもつためには不可欠になるだろう。

By Donna Moritz, a social media strategist and visual marketing specialist

More and more companies will start to embrace in-house video content, hiring their own videographers and eventually, offering more video-based content than text.*6
自社で撮影スタッフを雇うなど、ますます多くの企業が社内でのビデオコンテンツに力を入れるだろう。

By Marcus Sheridan, the president of The Sales Lion

上記の他、Writtentの記事でも25人中8人以上が動画について言及しております。
日本でもYou Tubeやニコニコ動画は普及しており、BtoC企業など特定の分野において動画コンテンツは珍しくありませんが、BtoB企業において、いわゆる「お役立ちコンテンツ」はホワイトペーパーやEbookなどが中心です。
今後はそのようなコンテンツにおいても、文字ベースから動画へとフォーマットの主流が変わっていくのでしょうか。

■コンテンツに対しての予算・人員の増加

I’m fascinated by the movement of enterprises to becoming media companies. (略) PepsiCo and Mondelez recently announced their efforts to structure part of their content organizations as profit centers. This is a huge movement that has some momentum behind it.*7
企業がメディア事業に力を入れている動きを嬉しく思う。(略)PepsiCo や Mondelezは最近コンテンツ事業をプロフィットセンター(利益を上げる事業)として構築するよう力を入れることを発表した。コンテンツへの勢いを示す大きな動きだろう。

By Joe Pulizzi, Contents Marketing Institute

Companies will start to see the value in investing in premium quality content creation.*8
企業は質の高いコンテンツ制作へ投資することに価値を見出すだろう。

By Adrian Cordiner, the director of Digital Rhinos and Prozely

Content marketers will be demanding AND receiving much larger budgets”*9
コンテンツマーケターは、さらに多くの予算を要求し獲得するだろう。

By Chad Pollitt, VP of Audience and co-founder of Relevance

 

個人的にはコンテンツにより多くの人員と予算が増える傾向になるのは望ましい展開ですが、一方で以下のような意見も。

A lot of brands will give up on content marketing as they are not seeing short term results. This can be a great thing for anyone who is playing the long game.*10
多くの企業が短期的な結果がでないという理由でコンテンツマーケティングをやめるだろう。
そうなれば、長期的視野で取り組んでいる企業にとっては有り難いことである。

By Andrew Davis, a social media consultant and trainer

コンテンツマーケティングは短期戦にはむいていませんが、長く続けるほど価値が増す複利運用のようなものです。
とはいえ、コンテンツを強化するほどその効果検証がより課題になると考えています。
効果検証の重要性は、コンテンツに限らずマーケティング全般にいえることですが、長期戦であれば中間指標の測定なども定期的に実施していきたいものです。

以上、2017年マーケティングトレンド予測でしたが、いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングにおいて日本より進んでいる米国ですが、まだまだ定着・洗練される余地があるようです。

上記でご紹介した内容以外に、ソーシャルやインタラクティブコンテンツ、AIなどのテクノロジー、など様々な意見があげられていました。
あくまで予測であり業界や企業規模により傾向はさまざまだと思います。
このような意見を参考にしつつ、自社にあった方法を見つけていきたいですね。

*1, *2,*3,*5,*6,*8,*9,*10: Experts Share Top 3 Content Marketing Trends for 2017 http://writtent.com/blog/content-marketing-trends/
*4,*7: The Biggest Content Marketing Trends in 2017 http://contentmarketinginstitute.com/2016/08/content-marketing-trends/


マーケティングオートメーション導入支援
コンサルティングサービスに関するお問い合わせ

サンブリッジでは、マーケティングオートメーション導入をはじめ
デジタルマーケティングを中心としたコンサルティング業務を手がけております。
ご質問・お申込みはフォームよりご連絡ください。

お問合せはこちらまで

関連記事

メールマガジンのご登録

最新のクラウドの動向やマーケティングオートメーション活用の情報などをお届けします。サンブリッジがお預かりした個人情報の取扱についてをご一読のうえご登録ください。

最新記事