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WEBソリューション

このプロセスでは現行サイトに関するできるだけ多くの情報を収集することが重要です。特に戦略視点での検討が不十分なまま構築してしまったWebサイトでは、情報発信者の視点でWebサイトが出来上がっているケースが多く、ユーザーにとって使いにくいWebサイトになりかねません。またリニューアル時のそのポイントでの最適化となっており、将来の事業変化に柔軟に対応できないようなケースも多く見られます。

Webサイト戦略の把握

このステップでは、Webサイト統括部門や各コンテンツオーナーへのインタビューを通して、下記に記した現行Webサイトにおける戦略視点からの課題を抽出します。

  • Webサイトの役割・目的
  • ターゲットユーザー
  • ユーザーコミュニケーションのシナリオ
  • 現行Webサイトの課題、目標とのギャップ
  • Webサイトの運営体制・今後の拡張性

企業のWebサイトでは複数の社内ステークホルダーが存在しており、Webサイトの目的や全体の優先順位等が関係者に共有されていることが望ましいのですが、戦略視点を欠いたまま構築したサイトでは、それらの意見や方針が全体に共有されていることは稀です。このことは、企業Webサイトを戦略的に活用できていない大きな理由の1つになります。

ユーザー利用動向の把握

続いてアクセスログ解析・ユーザーアンケート等により現行Webサイトのユーザー利用動向を明らかにします。このときに重要なのはターゲットユーザーごとに評価を行うことです。

たとえばアクセスログ解析ツールからサイト全体のPV、訪問者数、CV数、閲覧ページランキング等のデータを取得した場合、現行サイトのポテンシャルは把握できますが、その結果の善し悪しを判断するには不十分です。

前段のプロセスで整理したターゲット毎に定量的評価(行動)かつ定性的評価(意見)の両面からの評価を取得することで、より具体的な改善施策を見出すことが可能になってきます。

ユーザビリティ診断・競合比較分析

このステップでは現行Webサイトのユーザビリティ(情報設計・インターフェイスデザイン)の視点からの課題抽出を行います。明確なターゲットユーザーの設定ができており、それらに向けたコンテンツが十分に整備されていても、コミュニケーションのシナリオに沿ったサイト設計がされていなければ、期待通りの効果を上げることは難しくなります。

またWeb視聴動向データを活用するなど競合サイトとのベンチマーク分析を行うことも、ユーザー視点からの自社と他社の相対的な評価が得られるため非常に有用です。

以上の分析結果より、現行Webサイトの現状と目指すべき姿のギャップを明らかにし、Web戦略策定の材料とします。